この広報官は総務省時代「飲み会は絶対に断らない」というのを主是としていたそうな。
官民問わず広く聞く耳を持つことが公務員としていい仕事につながるということらしいが、それなら最低限身銭を切ってしかるべきだろう。
断らないということが前提なら何としても行政に食い込みたい民間業者にしてみればなりふり構わず接待攻勢をかける手段に出るのは当然で、やがてこれが汚職につながるくらいの想像力はなかったのだろうか?
この人物に限らず、キャリア官僚というのは少なからず選民意識が強い。組織の中で過ごすうちに庶民感覚とのズレが生じてもおかしいと思うブレーキが壊れていることからこのような問題が頻発するのだと思う。
対して野党の幼稚な質問には頭は下げてもつい笑ってしまい顰蹙を買うくらいのことは屁でもないというのが本音だろう。
どうせここで更迭されようが組織に対して大きなダメージを与えたわけではないので次官への道は閉ざされたにせよ退官時はより取り見取りのポストが用意されているわけで、一生安泰を約束されているわけで、このくだらない国会ショーを見せられている国民こそいい迷惑だ。
結局、分かったことは首相を中心に親族がからんだ利権の構造が一部露呈しただけのことであり、東北新社の免許が取り消されるわけでもなく、関係官僚の首が飛ぶわけでもない。その程度の事件なんだなということ。
もっとも文春砲がなければ今回の件も表ざたになることもなく闇に葬られて国民不在でことは進んでいたわけで、今後は公務員に対する懲戒の基準は見直すべきであろう。一般に重過失である場合を除き職を追われる危険はないが、どんな理由であれ職務に反する行いに対しては厳罰を適用するような仕組みがなければ今後も同じような問題は繰り返されるに違いない。少なくとも過去の職にあった事件についても訴追できるような仕組みにしなければ緊張感をもって仕事をする気になれないかもね。
アベちゃんの愚妻にかかわったノンキャリの姉ちゃんは口封じのためイタリアに飛ばされたけど、今どうしているのかな?
■接待問題の山田広報官「責任を痛感」 官邸の聞き取りに
(朝日新聞デジタル - 02月24日 11:07)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6423528
ログインしてコメントを確認・投稿する