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2020年12月07日19:33

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アニメ映画『AKIRA』(DOLBY CINEMA 版)を観(み)た(『AKIRA』を映画館で観るのは32年振り?)

DOLBY CINEMA 版の

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アニメ映画『AKIRA』が観(み)れる

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と言うことなので
妻と
MOVIX京都で
見てきた。

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前回
アニメ映画『AKIRA』を
映画館で見たのは
最初に公開されたのが
1988年7月16日だから
その年(1988年)中には見ていたと思う。

1988年に最初に見た
としたら
32年振りに
DOLBY CINEMA 版に
パワーアップした『AKIRA』を
再び見ることができた
ということになるだろう。

大友克洋原作の『AKIRA』は
原作も
全6巻が発売されるまで待って
一気に読んだ。
(『週刊ヤングマガジン』に連載が始まったのは
 1982年12月20日号で
 単行本の『AKIRA』第1巻が
 講談社の KCデラックスとして発売されたのが
 1984年9月1日。

 『週刊ヤングマガジン』での連載が完了したのは
 1990年6月25日号で
 単行本の『AKIRA』最終巻(第6巻)が
 同じ講談社の KCデラックスとして刊行されたのは
 1993年3月23日。

 なので連載当初から完結を待っている人は
 単行本で全部一気に読むには
 10年と3ヶ月の間
 待たねばならなかったことになる。)

アニメ映画版『AKIRA』(1988年7月16日公開)は
単行本が第4巻(1987年7月10日発行)までしか
刊行されていない時点での公開だったので
原作と同じではない。

なので
アニメ映画版の『AKIRA』は
1988年当時に
映画館で1度見ただけで
(その後、YouTube で
 2011年3月24日に英語版(現在は削除)で
 2015年6月6日に日本語版(現在は削除)で
 始めから終わりまで
 たまたま見ることができた。
 なので、アニメ映画版『AKIRA』は
 劇場で最初に見たのを入れて4回目だが)
少なくとも映画館では
今回が2度目だと思う。

そのせいかどうか
かなり忘れている箇所もあり
DOLBY CINEMA 版の迫力もあって
新鮮だった。

「予言の映画」
とも評されている箇所
だけでなく

それ以外の
ストーリーの内容に関する点で
「戦後の復興期から東京オリンピックの頃の混沌」の「構築」

「無思想で歪んで目まぐるしく変化してゆく都市」としての東京で
(以上、1998年12月『美術手帖』大友克洋インタビュー)

「ただ単に暴走して、
 つまんない世界にいる人間たちを主人公にして、
 東京の中のいろんな政治や、大きな秘密の中に触れながら、
 どうしようもない若者たちが少しは成長していくという話」
「話はSFなんですけど、
 少しずつ自分たちで何かを見つけるんだよという
 メッセージは描きたいなと思っていました。
 それは、社会に参加して、または世界に参加して、
 自分たちで自分たちの道を発見する話」
「いろんなことがあるんですけど、
 自分たちが見つけたもの、そして、
 自分たちがこれからなんかやってくんだよ
 というメッセージは込めました。」
(以上、NHKスペシャル シリーズ『東京リボーン』2018年12月14日)
と言う大友克洋さんの意志も

言われてみれば
汲み取れるし
(以上の引用は Wikipedia の「AKIRA(漫画)」の「制作の背景」より。)

大友克洋さんの意志を離れて
受け取る側の我々の主観の中で
DOLBY CINEMA 映画によって齎(もたら)される
映像や音楽が
我々の経験の中で受け取ってきたもの

我々自身の中に存在している可能性

触発して
カオスの中から新たに生まれ出てくるものを
感じ取ることができると
とても楽しい。

いずれにせよ
32年振りに
映画館で
現在の最新の技術(DOLBY CINEMA)を
纏(まと)って
新たに蘇(よみがえ)った
再生(=Reborn)『AKIRA』を
体感することができて
良かった。

☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    

今年に見た映画はこれで

(1)2020年7月1日『三島由紀夫 vs 東大全共闘 50年目の真実』
   Movix 京都 シアター11
   (140席:スクリーンサイズ 幅9m 高さ3.77m)
(2)2020年7月6日『千と千尋の神隠し』
   TOHO シネマズ 二条 スクリーン10 IMAX デジタルシアター
   (324席+車椅子2席:スクリーンサイズ 未公表*
    * 幅17.6m 高さ7.1m のスクリーンであった劇場を
      IMAX デジタルシアターに改修したスクリーン

      上記のリンク先の「神谷」さんの情報からは
     「幅17.6m 以上、高さ7.1m 以上」のスクリーンサイズである
     と推測できる。)
(3)2020年7月9日『風の谷のナウシカ』
   Movix 京都 シアター3
   (367席+ペアシート7席+車椅子2席:
    スクリーンサイズ 幅14.5m 高さ6.07m)
(4)2020年12月7日『AKIRA』
   Movix 京都 DOLBY CINEMA
   (306席+車椅子4席:スクリーンサイズ 幅12.38m 高さ5.18m)

4本になった。

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最終更新
令和2(2020)年12月7日 21時52分
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