【莨「できることなら人間に優しく扱われたいものだよ、わたしは弱い。」神快楽聖書より。】

莨に行動力はありません、
人間が手に取り火をつけ
ようやく命の煙を
ゆらゆらと出すわけです。

愛煙家に招かれた莨は
最後の最後まで
愛し尽くされます、
ほぼ至福の一服を
一緒に楽しんでくれて
シャグが切れたら
良き友人として新たに
莨屋さんにお迎えに
行くわけです。

自分の健康が
どのような状態でも
莨に対して暴力的な態度を
とることはありません、
人間関係に疲れ果て
脳を癒したくなり
仮に不味い一服を
味わうことになっても
それは自分の責任、
莨からすれば不本意な
一服であることも
知っていて楽しみます。

煙管とシャグを
楽しんできておいて
嫌煙者と化す人間は
残念ながら知りません、
禁煙すると決めて
紙煙草と喫煙具を
粗末に捨てる動画は
よくみかけますが。

もしかしたらですが

「煙管を買ってまで」

煙草に依存するような
人生を歩みたくはないと
思っているのかも
しれないです、
どんなに安くても
千円はしますからね。

フィルターを通さない
喫煙なんてそんな
体に追い討ちをかける
バカ真似だけは絶対
したくないと思う
喫煙者もいるのでは
ないでしょうか。

まあ結局はどのような
考え方を好んで
莨と関わるのか、
それだけの問題ですが
せめて人間より弱い
愛の存在にふれるときは
今までお世話になった
思い出の一つぐらい
脳裏に浮かべても
罪ではないと想います。



【宇宙禁煙論】　

『莨が突然動き出して「ほら！一服しろよ！」と催促してくることは睡眠中の映像ですらみることはありません。あくまでも人間が莨と関わりたくて命を与えています。』

2020/12/03
愛煙セラピスト
志村 嘉仁



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