mixiユーザー(id:5605203)

2020年11月24日05:12

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処理

フォト

紅葉がキレイ。
葉っぱの色は、人生で自分が出会う唯一の本物。


毎日、偽物ばかりの日々に、
感性は破壊される。
割れた器が戻らないように、
壊れた感性は、戻らない。


監視と差し金の日々に疲れる。
どこに行っても消えなさそうで、
一生偽物の自分を作り続けるしかない。


選択肢なんてなく、
日々はロボットのように、
目の前の出来事を処理していくだけ。
コンピューターがデータ処理していくように。

すべて偽物の人生なのだから、
誰とも関わりたくはない。


1人でいる休憩時間だけが、
唯一の救い。


偽物が消えるまで、生き続けるか。
何が写っても偽物。
どこにいても、偽物。
誰と出会っても偽物。


すべて消えてしまえばいいとも思えるし、
どうせ偽物なのだから、どうでもいいかと。


できることはできないフリをして、
できないことはできるフリをして、
偽物の適当な日々でいい。


どうせ茶番、ヤラセの日常。
偶然すれ違う人さえも差し金。
鈍った感性は、
ひたすら何も感じないよう閉じていく。


本当のこと知っても、
いえば余計息苦しくなるだけ。
偽物世界で、偽物のふりを。
それが一番ラクにいきられるのだから。
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