9/27東村山駅付近高架化工事3

今回は東村山の高架化工事のついでに所沢駅の駅ビルリニューアルオープンの様子を見る事にした。
・10/3
この日は所沢駅の駅ビルに立ち寄る為、所沢から乗車する事にした。前回車内から新宿線の工事の様子を見る事にしたが良く見えなかったので再チャレンジするついでであった。先ずは所沢内の様子を軽く見て久米川までの往復乗車をした。
所沢に戻ると本格的に駅内部を見る事にした。所沢駅の駅ビルは数ヵ所に分かれているが今回オープンとなったのは元跨線橋部分の南側である。跨線橋を撤去して新たに駅ビルとして生まれ変わったが、ここに改札を設け改札二ヵ所体制にした。しかし従来の改札と比べると改札機の台数は少なく駅員も常駐していないのでサブ改札と言う面が強い。メイン改札とサブ改札は繋がっているとは言え通路と言うよりは広場と言う程幅が広く、この部分は吹き抜けになっているので明るくなっているのが特徴である。4Fまであるが、2階がコンコースで3F、4Fが店舗となっている為屋根も高くなっていた。複数の店舗が入っているが、特に気になるものがないので改札に入ると各ホームへの階段やエレベーター、待合室等があった。2F部分は良いがホームでは工事直後の為か、装飾もなく殺風景な状態となっていた。今後工事があるのか気になるが、ホームドア設置工事も控えている事からそれが終わってからになる可能性も高い。改札内を一回りして駅ビルに戻ると以前にあった初期の駅舎やホームの建材を利用したモニュメントが残されており当時の様子を知る事が出来る点は大きい。また駅の南側にある飯能・西武新宿方面を眺められる場所もあったが、架線柱が邪魔で見辛かった。折角4Fまで出来ているならば最上階から見たかった点が残念である。その後東西の入口の様子を見る事にしたが、東口は特に変わったものが見られなかった。西口は従来からあった西武百貨店への直通通路の途中に新規入口が出来たので目立った印象はなかった。
一通り見たので引き上げる事にしたが、正直駅を囲む様に駅ビルが出来ても自由通路として機能出来ているかと言う点に疑問を感じた。駅・駅ビル利用客は良くてもその周囲となると不便さが残る印象がある。わざわざ階段を登って移動するのは不便であるし駅の左右から回り込もうにも踏切で待たされると言う点では町の発展と言う点に貢献するかと言う点が気になる。駅ビル改築ついでに駅を高架化すれば東西の移動が活発になり駅周辺も便利になると思う。