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2020年10月12日10:17

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雨の川内村

8日、3年ぶりくらいに『田舎暮らしの本』で川内村を取材させてもらった。先週までは晴れの予報だったので安心していたのだが、台風14号が突然現れて東北に停滞する秋雨前線を刺激するという。残念ながら予報が当たり、どしゃ降りではないけれど、傘やカッパが必要になるほど。編集者のM女史は晴れ女のはずだったのだが。

今回、川内村を取材したのは福島県で頑張っている自治体を3つくらい挙げてほしいと私に依頼があり、その1つの川内村が採用されたから。自宅からは車で15分の位置にあり、この村の情報は自然と耳に入ってくる。震災後は合併したわが田村市都路町と地域振興で大きな格差が生じてしまい、羨望と忸怩たる思いが混在しているのも事実。それでも川内村が福島県で目立った動きをしているのは多くの人が認めていることで、着実に復興の道を進んでいる。

川内村のいいことを1つだけ挙げると言われたら、上層部が先導して復興に取り組んでいることだろう。この雨の日に野外で撮影を承諾してくれた村長。取材陣も気を遣って傘を差しての撮影だったが、最後に私が「村長、1秒だけでいいから傘なしで撮らせてもらえませんか」をお願いしたら、「いいですよ」と即答してくれた。実際は3秒くらいかかったはずだが、それだけでもすごい。ワインのブドウ畑を案内してくれた猪狩副村長も、雨の中でしっかり撮影に応じてくれた。こういう村だから、先進的な取り組みができるのだ。改めて川内村はすごいと実感した(明日も村の話題を続けます)。

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