サンマパーティ２０２０

もう今年は無視かと頭をかすめたサンマパーティが昨日、避難先のＩさん宅で行われた。家主もサンマの価格は気にしていたようで、「最初に１匹７０００円と言われたから，ふざけるな，ぶっ殺すぞと（笑）。でも、４０８円まで下がった。税金は別だぞ」とのこと。もっと安いのもあったようだが、１匹４０８円のサンマは脂ものっていてさすがに美味い。来年からイワシパーティという冗談も出たが、その心配はなさそうである。

今回の参加者は約２０名。びっくりするくらい多い。その半数は子どもたちで、いままで催しが中止ばかりだからみんな喜んで駆けつけたようだ。やっぱりコロナの反動なのである。そんなこと関係ないかと思ったら１名だけマスクをしていたＦさんが「ちゃんと感染対策はしてるよ。入り口に消毒液をおいてあったべ」という。そんなの、誰も気付いていない。まあ、昨日は家主の悪運で雨も降らずに野外で開催できたので、ディスタンスも充分だった。

参加者の中心は６０代から７０代の高齢者。最近、県立医大を退院してきたばかりのケンちゃんもいる。となれば、話題の中心は病気自慢だ。いま仕事をしていないタカさんはすっかり健康オタクになり、食べたものを記録している。彼は理科系なので講釈だけは一丁前だが、タバコはスパスパ。それじゃあ意味ないベと突っ込んだが、禁煙する気はまるでないようだ。「山本さん、次の蕎麦パーティは来月の２４日だぞ」と家主。また楽しみが増えた。