mixiユーザー(id:6542560)

2020年08月26日10:06

26 view

戦後最悪不況の衝撃

コロナ禍が本格化した本年4〜6月期、日本は過去最悪のマイナス成長に陥ったことが判明した。大昔の世界大恐慌は私も記憶にないが、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、消費税増税などの節目は経験している。とりわけバブル崩壊とリーマンショックが田舎暮らしの分野では大きな影響があったのだけど、今回のGDP下落率は年率27・8%。個人消費が落ち込むと、ここまですごい数値になってしまうのだ。

リーマンショックのときには中国が堅調で、世界経済はそれで助けられた面があった。しかし、今回は中国経済の回復も鈍く、世界同時不況の様相すら呈している。日本もひどいが、実はアメリカやユーロ圏はもっと落ち込みが激しいのだ。これでは政治家が唱えていたV字回復など,とても望めそうにない。完全に復活するには4〜5年かかるという経済アナリストもいる。1年前にはまったく想像できなかったことだ。

一時は感染防止に成功したと思われた韓国やニュージーランドも、再び感染が拡大している。経済との両立がこれほど難しいとは・・・。日本が少しでも経済減速を緩和するには内需拡大しかないことはみんなわかっているが、いまレジャーや外食などに出費したがる国民は少ない。せいぜい県内でプチ旅行をするか、スーパーで少し贅沢をするくらい。これで国内のGDPが改善するはずもなし。肝心の政府も機能不全に陥りかけているし、国民の不安は募る一方だ。少しでも明るい兆しを待ちたい。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する