「ジェネレーションギャップ」とはなにか。というのを子どもたちに説明する時に、わかりやすいのは、「今流行っている、誰もが知っているものが、10年後の若い世代で「知らない」と言われた時の気持ちだよ。」なんていう言い方で説明しています(;´∀`)
たとえば、一世風靡した「ピコ太郎」。
イマドキ小学生だって、まだ彼のことは知っています。
でも、当然いつしか「知らない世代」が出てくるんだよ。
なんて説明すると、「えー(*_*)」なんて声が返ってくるんですがね(^_^;)
というわけで、「大人世代」は常識中の常識。
でも、子どもたち世代には「非・常識」となりつつある、「公衆電話」に関して。
今日はお話ししてみたいと思います(*^^*)
「公衆電話が使えない」…イマドキ子ども事情。
2000年以降、とりわけ2010年以降に生まれた世代を対象として考えますと…
物心がついたときからPCがありネット環境があり、スマホでなくともケータイは身近にある環境に育ってきているわけなんです。
2000年以降と数字で区切ってはいますが、今の大学生世代(1998年以降の生まれ)から、顕著になってきていると思います。
単純計算にはなりますが、それより上の世代。アラサー世代になると、「物心がついたときから」とはちょっと外れてくるんです。
ただ、この世代でも、中学・高校の時であれば、自分がケータイを持たせてもらってなかったとしても、親がケータイを持っているなり家にネット環境があったりはしてくると思います。
そして本題。
物心がついたときから「ネット環境あり」「スマホあり」がどんな影響を及ぼすのか…
ネット通販での買い物を子供の頃から見ていたり…
誰かに電話する時でも子供の頃から常に「親のスマホ」で電話をかけていたり…
そうなれば自然と「公衆電話が使えなくなる」のも無理はないと思うんです。
小学校で最近行われている「公衆電話講座」といったもの。
「大人の世代」からしたら、「公衆電話すら使えないなんて…」となるわけですが、もうそういう時代になってしまったというわけなんです。
これを痛感したのは、4年前の「女子中学生監禁事件」が発覚した時でした。
覚えていますかね(^_^;)
脱出した女子中学生が、公衆電話を使って110番した時に、「崩した小銭を使った」というもの。
イマドキ子どもは無料で緊急電話を使えることを知らないんだなと思ったんです。
まあ、それも無理もないこと。
公衆電話→受話器を上げる→お金orカードの挿入→番号をプッシュする…
のに対し…
スマホ→番号をプッシュする→通話ボタンをプッシュ
という違いがあるからなんです。
長年の「固定電話」の常識がもう通用しない。そんな時代なんです。
「家電」の読み方が「かでん」からいつしか「いえでん」となってしまったように
ではでは以上です
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