今は、こういう時代だから…。
時代、時代それぞれ特有の社会的価値観があって。
それこそ、江戸時代以前、明治、大正、昭和戦前、戦後、平成、そして令和のイマと…
当然、社会的価値観は変化してきたわけですが…
じゃあ、ある日突然変化したのか、と言われれば、そんなこともないわけで…
それぞれの時代で、新聞、ラジオ、テレビ、インターネット、SNSといった、その当時の最新情報ツールが、時代を変えてきた、と言えるのかもしれません。
特に、現代社会で多いのは、著名人、とりわけ政治家の失言によって、社会が大きく変化する、ということがあります。
セクハラ、パワハラが社会問題化したのは、それぞれで、事件を起こした会社関係者、指導者がいて、それが大きく報道されるようになったこと。
「それくらいなら…(特に問題ないはず)」と、自分の頭の片隅で思っていたことが、事件の報道を皮切りに、無理やりスイッチさせられるわけですよ(;^ω^)
それが、『今は、こういう時代だから…』という発言に現れるというわけです(;・∀・)
「(昔はフツーだったし、自分もフツーに言われたし、されてきた。だけど、ハラスメントの報道が増えたことで、価値観を変えなくてはいけなくなったので)今は、こういう時代だから…」という、切り替えを、瞬時にしているわけなのですよ(・_・;)
ただ、こういう瞬時の切り替えがうまくできる人は、いいですが・
自分の中の"常識的価値観"を、そのまま発言してしまう人。
これが、セクハラ、パワハラ発言とされて、大きく報道されるようになったわけですよ( ̄▽ ̄;)
で、当の本人は、ハラスメント⇒嫌がらせをしている意識は全くないわけです。
だから、「それはセクハラ、パワハラ発言では?」と聞き返されてもピンと来ないし、言われた瞬間は、それくらいでハラスメントになるわけないと信じているので、ムッとした表情になるわけです。
やがて、大きく報道されるようになって、事の重大さを認識する。
そして、こう言うわけです。
「発言の意図が、趣旨と違う形で伝わってしまった」
理解する人は、理解してくれるかもしれません。
でも、SNSの令和のイマは、炎上して辞任、というケースが定着してしまったわけですよね(・_・;)
過去の政治家の失言集は、ネットで調べればわんさか出てきますから。
あえてここでは列挙しませんがね(;^_^A
対ヒトと、対モノ、そして、東日本大震災関連
大きく3つに分けられるんです。
対モノは、直近では、川勝平太静岡県知事の、"コシヒカリ発言"も、そのひとつ。
コレは、対モノだけに、問題視されて、炎上しても、辞任に至らないケースも多いということ。
対ヒトは、それこそ、川勝知事の"シンクタンク発言"が、そのひとつ。
対ヒトは、辞任に至るケースがほとんどだということですよ(^▽^;)
例外として。東日本大震災の関連の失言。
震災から13年が経ち、近年こそ、この関連の辞任はなくなりましたがね。
「東北でよかった」
「死の街」
「放射能をつけちゃうぞ」
ピンと来る方も来ない方も。
検索すればすぐに分かりますから、あえて詳細は書きませんがね(;^_^A
「東北でよかった」発言の時は、当時の安倍首相が、この発言の直後ですね。
わずか数時間後で、発言した当該大臣を、更迭しています。
それだけ、東日本大震災関連の失言の責任は、他のなによりも重いと思いましたからね(;´∀`)
さて、タイトルの今は、こういう時代だから…
実際、発したことがある人も、見聞きしたことがある人もいると思います。
この令和の時代は、今まで許されていた発言が、社会的事件をきっかけに、一夜にして"NGワード"になり得るということ。
肝に銘じておきたい思いますよ(;^ω^)
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