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2020年06月15日05:50

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福井県とは

関ヶ原の戦いで上杉勢を抑えた功績で松平秀康に越前が与えあれ、さらに酒井忠勝が若挟を統治しました。将軍になれなかった秀康のコンプレックスがその子忠直に受け継がれ、幕府に対する乱行に発展しました。

中央とつながりの重視、藩民への重税という歴史が長く続いた結果、中央志向、情報敏感、変わり身の早さという県民性になっていきました。福井県は北の庄といわれていましたが、「北」には、背く、逃げる、敗れるという意味があって不吉ということで、「福居」は改められ、1881年に福井県となりました。

日本一の豪雪地帯にある大野盆地を中心に、県全体が雪国です。冬が長く、雪に埋もれ暗い期間が続きます。そのうえ地形の関係から、鳥取県と同様、「弁当忘れても傘を忘れるな」といわれるほど雨が多く、湿度が非常に高いです。

梅雨時には畳が水分を含み、乾いた布で吹かなければならないほどの湿気だと言います。そのため木造建築の寿命も短いのです。福井県内には、仏教寺院が点在しています。浄土宗中興の祖・蓮如が北陸教科の拠点を越前吉崎においたこと、曹洞宗の開祖・道元が大本山を永平寺に移したこともあって、福井は日本有数の仏教県となりました。

とりわけ「北陸の小京都」と呼ばれる大野市は、信仰心の厚い土地柄です。男女とも勤勉で、朝早くからよく働きます。女性の場合、15歳以上の女性の60%が仕事についており、女性は日本一の働き者です。成人女性の仕事の総時間も長いのです。

働く理由を尋ねると、「家計や家業に役立ちたい」「外で働くと気分が晴れる」「知識や技術を生かしたい」などの答えが多く、福井の女性にとって働くことは苦にならないのです。年上好きは福井県、かかあ天下は群馬県という事も聞きます。

福井・京都・石川と言うと「京都グループ」です。福井は歴史上、京都とのつながりが強かったし、石川は京都と同様、文化都市で京都に似た気質を持っています。福井は「越前詐欺」、京都は「着倒れ」でマーケティングの先駆者、石川は京都と同様に「顔見て商売」の地域です。まだまだ日本のビジネスは本音と建て前、根回しなどが必要だと思います。

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