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2020年06月07日17:08

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暗渠ソング 暗渠椿は恋の花/ちょっとやそっと蛇崩川

暗渠椿は恋の花


はる 長い国での こい 長いかどうか
むつかしい問題だよだよ どうにかしなきゃ
いま 石蹴りしてる いつ 夢は醒めるの
ラララ ここは夏だけの宿 そう思ってるでしょモウ!
ララ 溶けた雪がにじんで砂浜に流れるよ
ペニンシュラの宿で きょうもあすも 南のあなた待つ
あともどりの歴史とか 文献なしのブログも
あこがれと思ったら あれ?
思い込みの夢かも知れないのね!

暗渠 探すとかって ちょっと マニアックすぎる
はるかウチナーから来て来て なにやってるの
こっち あたしを見てよ こい 夢を見ようよ
ラララ ここは椿のある 北の果ての夏泊
ララ 糸満から遠いのは重々承知だけど
ペニンシュラの里で きょうもあすも 南のあなた待つ
飛行機もネットもあるし とりあえず電話しなさい
行かなきゃ分からんとな? いや!
ほんとはそれが嬉しいんだけどでも!





ちょっとやそっと蛇崩川


ひぐれる坂道 かけあがる細いすね
ゴムぐつの乾いた音 ひびいていたね
あの日すりむいた ひざこぞうおさえてた
石段みおろしていたよ つめたい谷を

七年 この町で 生きのび さやをはらう時か
泣きべそ こすりおとし
むせびつまる胸を押さえていたよね

崖はきっと谷の浸食を拒んで 森を暗く立ち上がらせていた
どれだけせめぎあってどれだけ崩れたのかすらも もう
分からないよとか信じられないよとか 言うときはすぎて

十四年 あの谷をせせらぐ蛇崩の流れ眺め
谷を裂いたおろちの声きく暮らし棄てるよ
やつかの太刀 草をわけてゆく かたい地面蹴り
去りたいと願ってた わたしの夜明けさ
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