庭先にいつも居るカラス二羽。
昨年秋に二羽が物干し竿と地面に分かれ大喧嘩。
喧嘩の原因などわからないが、物干し竿から一方的に罵声を浴びせる。片方は地面で上半身は引き気味に目も合わせずに動かない。
まるで奥さんに怒られる旦那さんの姿。
カラスの社会も大変そうと思ってしまった。
そんな二羽が、我が家の庭先にある大きな畑で、土を掘ったり飛び跳ねて移動している。
罵声ではなく、「今日はいい天気だね〜」くらいのトーンで鳴きあっている。
仲良しな夫婦だな〜と、しばらく眺める。
カラスも時折こっちを見る。
たまに食パンの耳を庭のフェンスの下に置いてプレゼントしているから、今日はくれないのか?と気になっているのだろうか。
二羽のカラスの行動を見ていると、ある行動パターンがあることに気がついた。
一羽が土を掘り、エサを見つけるとエサを食べずに鳴く。
もう一羽がピョンピョンと歩いて近づきエサを食べる。
これの繰り返し。
土を掘っているカラスはエサを食べていない。
昨年秋からまだ上下関係が厳しい状態なのか。
労働対価が見えない姿をカラスもやっているのかと思った瞬間だった。
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