昨日に続いて子どもの話。気が付いたらゴールデンウィークが終わり、5日の子どもの日も過ぎていった。コロナ渦ばかりであんまりニュースにはなっていないが、日本の少子化はかなり深刻。前年より20万人も少ない1512万人で、39年連続で減少しているという。
もとより、子どもを産むか産まないかは当事者の問題であり、私だって「日本のために産めよ殖やせよ」という気は毛頭ない。ただ、急激な人口ピラミッドの変更が社会に与える影響は大きく、そのフォローは必要だろう。しかも、子どもが前年比で増えているのは東京都だけ。それも3000人程度だから、減少に転じるのは時間の問題である。改めて増田レポートの正しさが証明された形だ。
現在の日本は少子化、東京一極集中、被災地復興などさまざまな課題が山積で、それを解消するために少子化担当大臣、地方創生大臣、復興大臣などの新しいポストが生まれた。でも、結論だけ言えばまったく成果を上げていないことがわかる。これが民間企業の話なら、大臣経験者はみんな減俸だろう。そんなこともなく、コロコロと大臣が替わっていく日本。国民は苦労する一方だ。
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