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2020年04月21日10:37

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#来ちゃった演劇 企画書

たぶん最後の演劇が行われたのは4/5。平原演劇祭のほかにヅカガールさんがやってました。ほかにもあったかも知れない。以後は4/7に緊急事態宣言が出たこともあり、把握してる限りでは上演された芝居はゼロです。

ゼロです。

禁止されてるわけではないが事実上の禁止です。日本にどれだけの演劇があるか…どこまでを演劇に数えるかによりますが、ざっくり言って月に2000公演くらいかと思います。それが、

ゼロです。全滅。

来月もゼロでししょう。ほかの災害時においてはライフラインが止まってもナマでアナログな演劇はやる気になれば届けられた。しかし疫病期においてはナマこそが禁止され忌避され上演不能に陥る、という脆さを露呈した感じです。

でも平原演劇祭は2002年の第1回開催時にすでに「恐慌・天災・戦禍・疫病のどれがあってもやれる」スタイルを目指すと宣言してるわけで、それなりに18年間対策を考え続けてきた。今、緊急事態宣言が解除されたらすぐに復帰できる上演行動について、計画を練っています。急げば5/7には、なんとか。間に合えばかっこいいね!

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外出するなというのは、人と会うなということでしょう。ならば人と会わない公演にすればよい。こういうのはどうです。

「たったひとりの俳優が、たったひとりの観客の家の近所までマイカーで出掛けて、公園で短い一人芝居をする」

どうです。誰も誰とも無接触。

ふたりだけだから予定も合わせやすいし、そもそも皆さんいま割とヒマなはず。飛沫に関してはこういうの
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つけてやるエスニックものにすればよい。お代(役者の交通費)は銀行に振り込んでもらえばよい。時事ネタはうなるほどある。役者の「持ち芸」にもなる。風景も千変万化。再演も随時可能。写真も撮り放題(というかやった証拠としてむしろ撮ってもらわんと困るくらい

これだろう。これだと思います。

お話は次の通り。

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時は前30年、前漢末、成帝の御代。
長らくの懸案だった夜郎国との外交だが、近年の弱体化につけ込んで漢は一気に攻め滅ぼす構えでいた。
ところがたまたま屬の地に疫病が流行り、攻め入れば自軍にも流行が広まるのは必至。
攻めあぐねる成帝と、無慈悲に強攻を進言する悪妻、趙飛燕。
そこへ忽然現れる、夜郎王「興」の娘、蝉(せん)。
彼女は驚くべき恭順策を持ち携えたのだった…。
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タイトルは、夜郎推しなものですから「夜郎自足」にしようかと思ってたんですが、いま思いついた、ここはズバリ「疫病流行記」にしましょうかね。寺山と同じですが。

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細部は詰めるとしても、どうですかねこれ、イケルのと違いますか。役者がお客のところへ「#来ちゃった演劇」。ご意見いただけましたら幸いです!!!
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