mixiユーザー(id:2752292)

2020年03月11日17:46

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今ではない。

自転車競技のお話ですが、国際自転車競技連盟で12歳以下でのビンディングペダル使用が禁止(マウンテンバイクにおいて)になったそうですね。
僕は大いに賛成だけど、猛反対している親御さんもいるそうです。

僕としては、ことマウンテンバイクにおいては、子供の内は力の伝達効率云々よりも、マウンテンバイクライディングの総合力を高めた方が、後の為だと考えています。
ペダリングスキルだって、フラットペダルでキレイに走ることができれば、ビンディングに変わった時は固定に慣れるだけですから。
逆はそうならない。下肢の衝撃吸収では動きの遅れを助けてくれる側面もあるからです。
それに近年のXCOを見れば、総合力より出力に傾倒していた人達は、慌ててスキル練に取り組んでいます。

競技という以上カテゴリーに関係無く、規則に則り最大限の効率を狙ったセットアップで臨みたい、その考えは分かります。
だからこそ、選手の力の底上げをするべく、規則としてビンディングペダルを禁止したのではないでしょうか。
若いカテゴリーは、そこでの完成を求められていないと思うのです。
早くても18歳くらいから出来上がっていけば良いのではないでしょうか。
世は何かと「最年少」とか「僅か何歳で」などの言葉が好きですが、その後の時間の方が、その選手にとっては大事なはずです。

いつぞやのコーチングの記事でも、ジュニアカテゴリーでのオーバーワークを懸念されていました。
むしろ、色々なスポーツに触れて身体の総合力を高めるべきだとも言われていたかもしれません。
僕はそう思います。
実際、この年で他のスポーツに触れると、体の動かし方、使い方、考え方の違いや共通点から、ふと視野の広がりを感じる時があります。

これを機に、ビンディングペダルしか知らないマウンテンバイカーさんは、フラットペダルも試してみてはいかがでしょうか。
この頃の薄くて広いピン付ペダルと、食いつきの良いソールのシューズなら、思った以上にビンディングペダルみたいにペダルを保持できると思いますよ。
それに、場合によってはビンディングシューズのクリート位置を見直す機会になるかもしれません。
更には、ビンディングペダルに戻った時、たぶん何かしらの余裕が生まれていると思います。

…こんなこと書いてますが、実は僕、ここ何回かのライドはフラットペダルではなくビンディングペダルなんですけどね。またフラットペダルに戻すけど。

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