読み耽る幸せ

　一週間ほど前になるか。

　財布のひものきつい(笑)妻が、珍しく本を箱買いしてきた。

　マンガ版『日本の歴史』。

　いろんな出版社から、いろんなマンガの日本史が出ているから、あれこれ吟味して、これにしよう、というのを選んだそうな。

　俺が子どもの頃にも、こういうのあったなぁ。

　現在、二年生のshu-2。

　活字の本は、まだそんなにというところだけど、マンガは好きでね。図書館でドラえもんを借りてきては、ひたすら読み耽っている姿が見られた。

　朝、掃除しているときに、ソファの上に日本の歴史の一冊が、shu-2が読みかけたままほったらかしになっていた。

　そういえば、寝る直前までなにやら読んでいて、妻に「もう本おしまい！」と怒られて布団に向かっていたっけ。

　表紙をみると10巻だった。

　けっこうペース良く進んでるなぁ。

　マンガであれ、活字の本であれ、絵本であれ。

　読み耽る幸せを知っている身としては、なんとなくその歓びを共感する。

　俺もなんか、読み耽りたいな。