mixiユーザー(id:9051319)
2020年01月27日23:57
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ヒビノキ654（１月19日〜１月25日までの１週間／週後半）
2020年１月19日〜2020年１月25日までの１週間分の日記です。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
■2020／１／16／Thursday
『パラサイト 半地下の家族』――。
コメディ、ホラー、社会派、バイオレンスと完全なジャンルミックスだが、
どの要素も破綻してはいない。最後に暴発・爆発する展開はやっぱりポン・ジュノ。
最初はダメ家族のコメディのりだが、最後にはまったく笑えなくなるよな。
格差社会の描き方は『アス』や『ジョーカー』より辛辣で「上」と「下」
ポン・ジュノはまったく別世界的・無関心的に描く。たしかにこれはおもしろい。
『ソマリと森の神様』 第３話 「ほら穴の底の海」
http://
ゴーレム給仕。はじめてひっぱったな。
両親を探しゴーレムと一緒に旅を続けるソマリ。
ソマリたちは砂漠の入り口に建つ「蟻の穴町」へ辿り着く。
路銀が心許ないゴーレムは、食堂の店主コキリラと知り合い、
腰の悪い妻に代り店の手伝いをすることに――。
一方、ソマリはコキリラの息子のキキーラと友達になって……。
ゴーレムはソマリへこれが彼女（？）の両親を探す旅だと説明してるのかな？
ゴーレムの“期限”を把握してないソマリは旅路を急ぐ父親の姿に不安を抱く。
……で「おとうさん」と離れ離れにならないために、
キキーラと一緒に「夜醒めの花」を探しに向う。基本は父と子の関係を描く古典。
古典を異世界／別世界の文物で補完するのは１話と２話と同様。
「蟻の穴町」の地下の様子は異郷味あふれ視聴していてたのしい。
２人の危機を救う獣人は、今回の冒頭に登場した強面のムスリカ。
絶対に良い人ってパターンだろ、これ。
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』 第３話 「わたしのこと好きですか？」
https:/
（アイドル）ガチ恋勢を否定していたえりぴよさんガチ恋勢になりそう。
だが相手は同性。ところがその同性アイドル“まんざら”でもなさそう。
あいかわらず舞奈とディスコミュ二ケーション気味で空回りのえりぴよ。
その舞奈のもとに「岡山ガールズフェスタ」の彼女の姿を見て、
ファンになったという、基（もとい）の妹の玲奈があらわれる。
自身以外の舞奈ファンに喜ぶえり。
一方で「舞奈が自身のものではなくなる」と複雑な気持ちも芽生え始め……。
ここからえりと舞奈の関係にどう話を振るか？
わからんけれども、総じて言える。えりも舞奈もめんどくせえ性格してんな。
同時に２人の擦れ違う関係は、
ラブコメや恋愛作品の男女のものへ置換できそう。
では「玲奈とギスギスするのか？」といえば、作風から見てもそれはなさそうだ。
ともあれ、素直になれないえりと舞奈の「距離」が、
物語を回す芯棒だというのは間違いなさそう。
■2020／１／17／Friday
明日の準備に印刷するプリントの数が多い。
そういえばタブレットの普及で仕事ではすっかり印刷を用意する機会はへったなあ。
『恋する小惑星』 第４話 「わくわく！夏合宿！」
http://
圧倒的なつくば推し（押し）。
たしかにつくばは研究施設以外にアカデミックな見学施設で一杯だな。
夏休み。地学部は夏合宿へ。とはいえ部費にはかぎりが。
遠藤先生は祖父・祖母の実家のあるつくばへ一行を連れて行き……。
今回は天文作品／地学作品らしかったな。上記でふれたように、
つくばにはJAXAを始め国内の研究施設が集約している。
地質標本館や那珂のジオパークをはじめ、たしかに５人には楽園のような場所かも。
入間川の泥岩の中の偽化石の蘊蓄や、特別な鉱物には都道府県の名前が付く、
JAXA全面協力の見学ツアーなど「へー」と「ほー」とかなりそう。
小惑星の発見に本気なみらとあおの真剣さ、
宇宙飛行士になりたいモンロー先輩の将来、
地図が大好きないの先輩が未来を想像し国土地理院で目を輝かす。
みんながキラキラしてんな。
「よい最終回だった」と視聴しているヒトの感想も納得。よかったです、
■2020／１／18／Saturday
午後から六町でTRPGのセッション――。
『Maze Rats（メイズ・ラッツ）』Ver1.0のレフリー（GM）をさせてもらいました。
http://
参加したメンバーはお疲れ様でした。『ルーンクエスト』のルールブック等々を、
持参してきてもらいありがとうございました。翻訳に役立てます。
『Maze Rats』自体そもそも感想自体を長々とやるような規模の作品ではない。
ですので感想はいつもの半分程度で――。
なお今回の例会では以下の本体翻訳とシナリオ翻訳を使用させてもらいました。
https:/
https:/
今後このシナリオでゲームをプレイする予定のある閲覧者は注意してください。
またゲームルールに使用したのは上記のVer4.3ではなくVer1.0です。
●登場キャラクター（50音順）
▼PC� ．轡咼襦Ε縫屮�
自慢の弩弓で先制攻撃を行い力を発揮するPC最大戦力の１人たる“ごろつき”。
▼PC�◆．謄鵐圈璽后Ε劵競螢�ン
片耳を削ぎ落され暗殺の技と毒へと長ける最後に一角とキスした“ごろつき”。
▼PC�� ベアトリクス・ヴィグワーシー
伝来の薙刀をふるい最後に一角に変身して海藻を巻き付け帰還した“ごろつき”。
▼PC�ぁ．潺優襯凜 Ε椒咼奪�
斜面で２回転倒してGMに恨み言を吐くお嬢様風魔法使いだが中身は“ごろつき”。
●プレイの内容
１）
森の中で太古の歴史を閲す女王の墳墓。*1 この場所が貴人の埋葬場所など関係ない。
男１人と女３人。路銀が尽き欠け、即席の儲け話を計画した“ごろつき”どもは、
同時に近場の町で即席にできた“仲間”たちであった。*2 欲望へ目が輝く――。
「オープンダイス」「プレッシャーをかけ続けつつ」「緊張を維持するようにせよ」
ルールブックにはこう書いてある。だというのに、墳墓の斜面を下る時に２回転落。
度重なる不運に合計12ダメージをうけたミネルヴァのPLがGMへ吐く不平不満。*3
まったくこれほどルールブックに準じ公平にやっているというのに……。*4
ともあれPLは一気に緊張する。この剥き出しの危険がＯＳＲゲーム *5 の“味”だが、
同時に最初の滑落で死亡しそうな状況に戦慄も禁じ得ない。*6 PCは迷宮入り口の、
「キャリオン・クロウラー」と語り出しおっかなびっくり墳墓へ足を踏み入れた。*7
２）
墳墓の内部は酷い悪臭と白化した樫の木の根が侵食していた。PCは頭部が蛸状の蜥蜴
「サラパス」*8 を倒し墳墓で発生している現象が、この蜥蜴の性質だと理解する。
以後PCは出目の結果、かなりのモンスターに遭遇しつつも、順調に部屋を突破した。
ちなみにサラパスの“親”はシナリオにはない独自要素。PLを「追い込む存在」
であった。*9 ただ“親”を撃退以後、ワンダリング遭遇。ミネルヴァをのぞいて気絶。
この場面で彼女が第３円の魔法 *10 に成功して、戦略的撤退したのが以後の勝因。
PCは一度町へ戻り約４日間、宿で過しふたたび墳墓へと挑んだ。*11 GMはこのとき、
墳墓の情報を町で募ると思った。だが欲望へとぎらつくPLは基本の基本を忘れ、*11
結果、最後で「イッカク騒動」が発生することになった。*12 後日墳墓へと戻ると、
内部は当時のままだ。そうしてPCはサラパスの“親”と遭遇した場所で蠢く根を見る。
３）
『Maze Rats』Ver1.0は命中判定なしでダメージを与え合う独特なゲームルール。*13
PCは樫の根を警戒して相談し、まず墳墓の外に出て木の大元に接触しようとした。
結果から書けば一連の樫の木の展開は自身の“即興”だ。「樫の木」は「樫の木」。*14
とはいえそれだけではPLの行動がむくわれない。ゆえ樫の木は燃え落ち、その影響で、
可燃性の赤い液体 *15 が漏れ出す展開にした。液体はシナリオに設定してある要素だ。
屋外の樫の木を燃やす自然破壊で当然墳墓内部の樫の木は燃えた。PCは赤い血の様に、
可燃性の液体が滴る中で墳墓の最奥へ進む。そうして２つの石棺と顔面に穴の開く、
奇妙な人型生物を見た。*16 テンピースとベアトリクスが怪物の咆哮に逃げ出す中、
ミネルヴァとシリルが生物を撃退。*17 石棺の中の冠をベアトリクスが頭り外に出る。
瞬間彼女は水に触れイッカクへと変じた。以後の試行錯誤の末に冒険は終る。*18
●脚注
※１ ※２も参照。この墳墓はレディ・ネアワルが埋葬をされた墳墓だが、ではそれへとまつわるイベントがあるか？ といえば、最後に事態を解決してPCが外に出る時にちょっとあるだけだ。
※２ ※11も参照。“ごろつき”には墳墓の歴史などどうでもいいのだ。勝手にはかどる“ごろつき”ロールプレイ。
※３ 目の前でちゃんと「出目６」が２回出たでしょ！
※４ まったくもう本当にTRPGプレイヤーは、すぐそう自分のことは棚に上げ、GMのせいにするんだから。
※５ OSR ＝ Old School RPG、Old School Revival、Old School Renaissanceなど表現は様々。 基本的なベースラインは70年代のD&Dの様にゲームルールをシンプル・ミニマルに切り詰めた作品性と思想群をもったゲーム。 より簡単にいえばD&Dのレトロクローンだが、ルールや世界観の裁定・設定より、GMとPLの“即興”“自発”“挑戦”が重要視される。※14も参照。
※６ ※５も参照。反対にいえば原初的（原始的）なTRPGたるOSRを万人が裁定しやすい目的で「ゲームルールを整備し」「世界設定を整理していく」――その目標と思想を持つTRPGが進化した現在のTRPGかもしれない。
※７ いまだに世界が戦慄する廃城入り口の悪魔の“赤箱”の怪物だ。
※８ 体長1.5ｍほどの頭部が蛸状の蜥蜴。 このシナリオの作者の創作。おそらくルールブックの「タコ」「サンショウウオ」「悪臭」あたりの組み合せで誕生したのかもしれない。攻撃したとき触手が切れ、PCに１ダメージを与え続ける。だが、この特殊能力の発動をわすれてしまったな。
※９ ※10、※13、※17も参照。ただ、シリルの持つ弩弓（1d10）とテンピースが暗殺者の昇級特典で「【頑健】に直接ダメージをあたえた」ことによって、サラパスの“親”は早々に撃退されてしまう。直接ダメージを振り合うシステムな以上、相手が対抗手段を所持していないならば、遠隔武器は大変強力。Ver4.3では命中判定が採用されたことで強力さが緩和されているが――。
※10 『Maze Rats』Ver1.0は、ランダムな用語の組み合せと魔法の強弱に関係する円の要素で魔法を「創造」する。ミネルヴァのプレーヤーは「琥珀」＋「渦（巻）」の組み合せで「琥珀の渦」なる名前の魔法を考案した。『Maze Rats』ver1.0は魔法の強力さにより円が１段階〜５段階に分れ、数が多い円の魔法ほど強力だ。「琥珀の渦」は3d６ダメージを視界の中の複数の対象にもたらす。Ver4.3は“円”のゲームルールはなくなった。また呪文は１日に一度の使い切りとなっている。
※11 まあ、本当にアホな“ごろつき”っぽくていいんですけど。
※12 ※18も参照。このときプレーヤーは仲間の一人が最後に“イッカク（一角）”になるとは露とも思っていなかった。
※13 『Maze Rats』Ver1.0は「命中判定」が存在せず、攻撃はかならず命中してダメージを振り合うゲームルールだ。ダメージをどれだけ抑えつつ戦うかがカギ。そのダメージ減少の方法もPLのアイデアだ。Ver4.3では「命中判定」が存在する。
※14 ※５も参照。 OSRの精神にのっとるならば「樫の木」をただの「樫の木」としないことが“即興”“自発”“挑戦”の精神かもしれない。
※15 当然着火した場合は火が付く。「松明の炎で燃えた」としてもよかったかも。
※16 喇叭死鬼。ルールブックの「人間」「鉤爪」「目がない」あたりかもしれない。吠え声を聞く対象が1d４ラウンドのあいだ逃げ出し戦闘を離脱する、このシステムだと結構えげつのない能力の持ち主だ。
※17 ※10と※13も参照。 Ver1.0のゲームルールは「ダメージを与え合う」という特性がある以上、遠隔武器と魔法が強力すぎるな。その結果がVer4.3での「命中判定」の採用なんでしょう。この戦闘もミネルヴァと魔法とシリルの持つ弩弓で勝利。とはいえ両者の攻撃のどちらかで半数を戦闘不能にできなかったら結果はぜんぜん違っていた。
※18 「（GM）かなしい顔で一角（ベアトリクス）がこっち見てるよ」 墳墓にあったネアワル王女の冠は、対象が頭ったまま“水”に接触したとき“イッカク（一角）”へと変身をさせる能力を持つ。だがPCは冠の情報をまったく入手していない。以後、PCは墳墓で入手したほかのアイテムをためす、伝説にあるようにキスをすると試行錯誤するが解決できず。一度、一角 ＝ ベアトリクスを海へ放ち町へ戻る。約６時間後、魔法がとけたベアトリクスが海藻を身体に巻き付け街へと戻った。まあ、とにかくこの場面の試行錯誤はめちゃくちゃおもしろかったな。
『虚構推理』 第３話 「鋼人の噂」
https:/
今カノ「どや顔」で「彼氏の彼女は今私」と宣言し元カノにグーパンされる。
前回の続き。山中のヌシ（大蛇）は度重なる琴子の「虚構推理」にも、
「では」「なぜ」を繰り返す。
琴子は葵が死体を投げ捨てた時の「言葉」の真相をついに語り出し……。
葵は謀死した恋人の子供を身籠り流産した。
そうして彼女は、沼に流産した嬰児の死体をすてた。
……だが後悔した彼女は死体を取り戻したかった。
ゆえ殺害した本当の犯人――恋人の仇を沼に沈め警察に沼を捜索させた。
赤子も発見するため……ということが琴子の「虚構推理」。ヌシは納得する。
このベースラインを作品でしめし二年が経過。
おそらく今回のテレアニメの中心たる「鋼人七瀬」が関る事件へ。
九朗と別れた後に警官となった弓原紗季がふたたび登場し琴子と再会（？）
鋼人七瀬と遭遇する皮切でスタート。「破瓜の痛み」「紗季だったらば助けなかった」
おひいさま？ そろそろ容姿と中身のイメージが乖離してきましたよ？
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
■2020／１／16／Thursday
『パラサイト 半地下の家族』――。
コメディ、ホラー、社会派、バイオレンスと完全なジャンルミックスだが、
どの要素も破綻してはいない。最後に暴発・爆発する展開はやっぱりポン・ジュノ。
最初はダメ家族のコメディのりだが、最後にはまったく笑えなくなるよな。
格差社会の描き方は『アス』や『ジョーカー』より辛辣で「上」と「下」
ポン・ジュノはまったく別世界的・無関心的に描く。たしかにこれはおもしろい。
『ソマリと森の神様』 第３話 「ほら穴の底の海」
http://
ゴーレム給仕。はじめてひっぱったな。
両親を探しゴーレムと一緒に旅を続けるソマリ。
ソマリたちは砂漠の入り口に建つ「蟻の穴町」へ辿り着く。
路銀が心許ないゴーレムは、食堂の店主コキリラと知り合い、
腰の悪い妻に代り店の手伝いをすることに――。
一方、ソマリはコキリラの息子のキキーラと友達になって……。
ゴーレムはソマリへこれが彼女（？）の両親を探す旅だと説明してるのかな？
ゴーレムの“期限”を把握してないソマリは旅路を急ぐ父親の姿に不安を抱く。
……で「おとうさん」と離れ離れにならないために、
キキーラと一緒に「夜醒めの花」を探しに向う。基本は父と子の関係を描く古典。
古典を異世界／別世界の文物で補完するのは１話と２話と同様。
「蟻の穴町」の地下の様子は異郷味あふれ視聴していてたのしい。
２人の危機を救う獣人は、今回の冒頭に登場した強面のムスリカ。
絶対に良い人ってパターンだろ、これ。
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』 第３話 「わたしのこと好きですか？」
https:/
（アイドル）ガチ恋勢を否定していたえりぴよさんガチ恋勢になりそう。
だが相手は同性。ところがその同性アイドル“まんざら”でもなさそう。
あいかわらず舞奈とディスコミュ二ケーション気味で空回りのえりぴよ。
その舞奈のもとに「岡山ガールズフェスタ」の彼女の姿を見て、
ファンになったという、基（もとい）の妹の玲奈があらわれる。
自身以外の舞奈ファンに喜ぶえり。
一方で「舞奈が自身のものではなくなる」と複雑な気持ちも芽生え始め……。
ここからえりと舞奈の関係にどう話を振るか？
わからんけれども、総じて言える。えりも舞奈もめんどくせえ性格してんな。
同時に２人の擦れ違う関係は、
ラブコメや恋愛作品の男女のものへ置換できそう。
では「玲奈とギスギスするのか？」といえば、作風から見てもそれはなさそうだ。
ともあれ、素直になれないえりと舞奈の「距離」が、
物語を回す芯棒だというのは間違いなさそう。
■2020／１／17／Friday
明日の準備に印刷するプリントの数が多い。
そういえばタブレットの普及で仕事ではすっかり印刷を用意する機会はへったなあ。
『恋する小惑星』 第４話 「わくわく！夏合宿！」
http://
圧倒的なつくば推し（押し）。
たしかにつくばは研究施設以外にアカデミックな見学施設で一杯だな。
夏休み。地学部は夏合宿へ。とはいえ部費にはかぎりが。
遠藤先生は祖父・祖母の実家のあるつくばへ一行を連れて行き……。
今回は天文作品／地学作品らしかったな。上記でふれたように、
つくばにはJAXAを始め国内の研究施設が集約している。
地質標本館や那珂のジオパークをはじめ、たしかに５人には楽園のような場所かも。
入間川の泥岩の中の偽化石の蘊蓄や、特別な鉱物には都道府県の名前が付く、
JAXA全面協力の見学ツアーなど「へー」と「ほー」とかなりそう。
小惑星の発見に本気なみらとあおの真剣さ、
宇宙飛行士になりたいモンロー先輩の将来、
地図が大好きないの先輩が未来を想像し国土地理院で目を輝かす。
みんながキラキラしてんな。
「よい最終回だった」と視聴しているヒトの感想も納得。よかったです、
■2020／１／18／Saturday
午後から六町でTRPGのセッション――。
『Maze Rats（メイズ・ラッツ）』Ver1.0のレフリー（GM）をさせてもらいました。
http://
参加したメンバーはお疲れ様でした。『ルーンクエスト』のルールブック等々を、
持参してきてもらいありがとうございました。翻訳に役立てます。
『Maze Rats』自体そもそも感想自体を長々とやるような規模の作品ではない。
ですので感想はいつもの半分程度で――。
なお今回の例会では以下の本体翻訳とシナリオ翻訳を使用させてもらいました。
https:/
https:/
今後このシナリオでゲームをプレイする予定のある閲覧者は注意してください。
またゲームルールに使用したのは上記のVer4.3ではなくVer1.0です。
●登場キャラクター（50音順）
▼PC� ．轡咼襦Ε縫屮�
自慢の弩弓で先制攻撃を行い力を発揮するPC最大戦力の１人たる“ごろつき”。
▼PC�◆．謄鵐圈璽后Ε劵競螢�ン
片耳を削ぎ落され暗殺の技と毒へと長ける最後に一角とキスした“ごろつき”。
▼PC�� ベアトリクス・ヴィグワーシー
伝来の薙刀をふるい最後に一角に変身して海藻を巻き付け帰還した“ごろつき”。
▼PC�ぁ．潺優襯凜 Ε椒咼奪�
斜面で２回転倒してGMに恨み言を吐くお嬢様風魔法使いだが中身は“ごろつき”。
●プレイの内容
１）
森の中で太古の歴史を閲す女王の墳墓。*1 この場所が貴人の埋葬場所など関係ない。
男１人と女３人。路銀が尽き欠け、即席の儲け話を計画した“ごろつき”どもは、
同時に近場の町で即席にできた“仲間”たちであった。*2 欲望へ目が輝く――。
「オープンダイス」「プレッシャーをかけ続けつつ」「緊張を維持するようにせよ」
ルールブックにはこう書いてある。だというのに、墳墓の斜面を下る時に２回転落。
度重なる不運に合計12ダメージをうけたミネルヴァのPLがGMへ吐く不平不満。*3
まったくこれほどルールブックに準じ公平にやっているというのに……。*4
ともあれPLは一気に緊張する。この剥き出しの危険がＯＳＲゲーム *5 の“味”だが、
同時に最初の滑落で死亡しそうな状況に戦慄も禁じ得ない。*6 PCは迷宮入り口の、
「キャリオン・クロウラー」と語り出しおっかなびっくり墳墓へ足を踏み入れた。*7
２）
墳墓の内部は酷い悪臭と白化した樫の木の根が侵食していた。PCは頭部が蛸状の蜥蜴
「サラパス」*8 を倒し墳墓で発生している現象が、この蜥蜴の性質だと理解する。
以後PCは出目の結果、かなりのモンスターに遭遇しつつも、順調に部屋を突破した。
ちなみにサラパスの“親”はシナリオにはない独自要素。PLを「追い込む存在」
であった。*9 ただ“親”を撃退以後、ワンダリング遭遇。ミネルヴァをのぞいて気絶。
この場面で彼女が第３円の魔法 *10 に成功して、戦略的撤退したのが以後の勝因。
PCは一度町へ戻り約４日間、宿で過しふたたび墳墓へと挑んだ。*11 GMはこのとき、
墳墓の情報を町で募ると思った。だが欲望へとぎらつくPLは基本の基本を忘れ、*11
結果、最後で「イッカク騒動」が発生することになった。*12 後日墳墓へと戻ると、
内部は当時のままだ。そうしてPCはサラパスの“親”と遭遇した場所で蠢く根を見る。
３）
『Maze Rats』Ver1.0は命中判定なしでダメージを与え合う独特なゲームルール。*13
PCは樫の根を警戒して相談し、まず墳墓の外に出て木の大元に接触しようとした。
結果から書けば一連の樫の木の展開は自身の“即興”だ。「樫の木」は「樫の木」。*14
とはいえそれだけではPLの行動がむくわれない。ゆえ樫の木は燃え落ち、その影響で、
可燃性の赤い液体 *15 が漏れ出す展開にした。液体はシナリオに設定してある要素だ。
屋外の樫の木を燃やす自然破壊で当然墳墓内部の樫の木は燃えた。PCは赤い血の様に、
可燃性の液体が滴る中で墳墓の最奥へ進む。そうして２つの石棺と顔面に穴の開く、
奇妙な人型生物を見た。*16 テンピースとベアトリクスが怪物の咆哮に逃げ出す中、
ミネルヴァとシリルが生物を撃退。*17 石棺の中の冠をベアトリクスが頭り外に出る。
瞬間彼女は水に触れイッカクへと変じた。以後の試行錯誤の末に冒険は終る。*18
●脚注
※１ ※２も参照。この墳墓はレディ・ネアワルが埋葬をされた墳墓だが、ではそれへとまつわるイベントがあるか？ といえば、最後に事態を解決してPCが外に出る時にちょっとあるだけだ。
※２ ※11も参照。“ごろつき”には墳墓の歴史などどうでもいいのだ。勝手にはかどる“ごろつき”ロールプレイ。
※３ 目の前でちゃんと「出目６」が２回出たでしょ！
※４ まったくもう本当にTRPGプレイヤーは、すぐそう自分のことは棚に上げ、GMのせいにするんだから。
※５ OSR ＝ Old School RPG、Old School Revival、Old School Renaissanceなど表現は様々。 基本的なベースラインは70年代のD&Dの様にゲームルールをシンプル・ミニマルに切り詰めた作品性と思想群をもったゲーム。 より簡単にいえばD&Dのレトロクローンだが、ルールや世界観の裁定・設定より、GMとPLの“即興”“自発”“挑戦”が重要視される。※14も参照。
※６ ※５も参照。反対にいえば原初的（原始的）なTRPGたるOSRを万人が裁定しやすい目的で「ゲームルールを整備し」「世界設定を整理していく」――その目標と思想を持つTRPGが進化した現在のTRPGかもしれない。
※７ いまだに世界が戦慄する廃城入り口の悪魔の“赤箱”の怪物だ。
※８ 体長1.5ｍほどの頭部が蛸状の蜥蜴。 このシナリオの作者の創作。おそらくルールブックの「タコ」「サンショウウオ」「悪臭」あたりの組み合せで誕生したのかもしれない。攻撃したとき触手が切れ、PCに１ダメージを与え続ける。だが、この特殊能力の発動をわすれてしまったな。
※９ ※10、※13、※17も参照。ただ、シリルの持つ弩弓（1d10）とテンピースが暗殺者の昇級特典で「【頑健】に直接ダメージをあたえた」ことによって、サラパスの“親”は早々に撃退されてしまう。直接ダメージを振り合うシステムな以上、相手が対抗手段を所持していないならば、遠隔武器は大変強力。Ver4.3では命中判定が採用されたことで強力さが緩和されているが――。
※10 『Maze Rats』Ver1.0は、ランダムな用語の組み合せと魔法の強弱に関係する円の要素で魔法を「創造」する。ミネルヴァのプレーヤーは「琥珀」＋「渦（巻）」の組み合せで「琥珀の渦」なる名前の魔法を考案した。『Maze Rats』ver1.0は魔法の強力さにより円が１段階〜５段階に分れ、数が多い円の魔法ほど強力だ。「琥珀の渦」は3d６ダメージを視界の中の複数の対象にもたらす。Ver4.3は“円”のゲームルールはなくなった。また呪文は１日に一度の使い切りとなっている。
※11 まあ、本当にアホな“ごろつき”っぽくていいんですけど。
※12 ※18も参照。このときプレーヤーは仲間の一人が最後に“イッカク（一角）”になるとは露とも思っていなかった。
※13 『Maze Rats』Ver1.0は「命中判定」が存在せず、攻撃はかならず命中してダメージを振り合うゲームルールだ。ダメージをどれだけ抑えつつ戦うかがカギ。そのダメージ減少の方法もPLのアイデアだ。Ver4.3では「命中判定」が存在する。
※14 ※５も参照。 OSRの精神にのっとるならば「樫の木」をただの「樫の木」としないことが“即興”“自発”“挑戦”の精神かもしれない。
※15 当然着火した場合は火が付く。「松明の炎で燃えた」としてもよかったかも。
※16 喇叭死鬼。ルールブックの「人間」「鉤爪」「目がない」あたりかもしれない。吠え声を聞く対象が1d４ラウンドのあいだ逃げ出し戦闘を離脱する、このシステムだと結構えげつのない能力の持ち主だ。
※17 ※10と※13も参照。 Ver1.0のゲームルールは「ダメージを与え合う」という特性がある以上、遠隔武器と魔法が強力すぎるな。その結果がVer4.3での「命中判定」の採用なんでしょう。この戦闘もミネルヴァと魔法とシリルの持つ弩弓で勝利。とはいえ両者の攻撃のどちらかで半数を戦闘不能にできなかったら結果はぜんぜん違っていた。
※18 「（GM）かなしい顔で一角（ベアトリクス）がこっち見てるよ」 墳墓にあったネアワル王女の冠は、対象が頭ったまま“水”に接触したとき“イッカク（一角）”へと変身をさせる能力を持つ。だがPCは冠の情報をまったく入手していない。以後、PCは墳墓で入手したほかのアイテムをためす、伝説にあるようにキスをすると試行錯誤するが解決できず。一度、一角 ＝ ベアトリクスを海へ放ち町へ戻る。約６時間後、魔法がとけたベアトリクスが海藻を身体に巻き付け街へと戻った。まあ、とにかくこの場面の試行錯誤はめちゃくちゃおもしろかったな。
『虚構推理』 第３話 「鋼人の噂」
https:/
今カノ「どや顔」で「彼氏の彼女は今私」と宣言し元カノにグーパンされる。
前回の続き。山中のヌシ（大蛇）は度重なる琴子の「虚構推理」にも、
「では」「なぜ」を繰り返す。
琴子は葵が死体を投げ捨てた時の「言葉」の真相をついに語り出し……。
葵は謀死した恋人の子供を身籠り流産した。
そうして彼女は、沼に流産した嬰児の死体をすてた。
……だが後悔した彼女は死体を取り戻したかった。
ゆえ殺害した本当の犯人――恋人の仇を沼に沈め警察に沼を捜索させた。
赤子も発見するため……ということが琴子の「虚構推理」。ヌシは納得する。
このベースラインを作品でしめし二年が経過。
おそらく今回のテレアニメの中心たる「鋼人七瀬」が関る事件へ。
九朗と別れた後に警官となった弓原紗季がふたたび登場し琴子と再会（？）
鋼人七瀬と遭遇する皮切でスタート。「破瓜の痛み」「紗季だったらば助けなかった」
おひいさま？ そろそろ容姿と中身のイメージが乖離してきましたよ？
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