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2019年12月17日08:49

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福島県が人口目標修正

福島県の人口は200万人を割り、あっという間に184万人まで減ってしまった。震災の影響もあるが、東京一極集中で県外流出に歯止めがかかっていないのだ。そのデータを元に、地域創生・人口減少有識者会議は最近、2040年の人口目標を修正。従来の162万人を153万人まで引き下げた。単純計算で10万人も下方修正したのだから、大ごとではある。

福島県の移住・定住政策には私も仕事で関わっているが、最新データでIターン者401人、Uターン者233人。民間レベルの移住者数や個人的な移動がしっかり反映されているとは思えないので、実際はもっと多いはずだが、そうだとしても県外からの流入者は1万人に達していないはず。全国中の過疎地域でこのテーマが論議されているわけだが、ちょっと付け焼き刃的な感も否めない。

福島県の場合、20年に流出と流入を均衡させる「社会動態プラスマイナスゼロ」を目標に掲げているが、社会減の拡大で18年は7841人も減っている。そのため「ゼロ」実現は10年先延ばしにされた。出生率も目標の1・67人には及んでいない。「40年に160万人程度」が1つの目標にはなりそうだが、雇用の創出や子育て支援など課題は山積。国とも連携しながら、それに取り組むことが求められている。

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