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2019年11月12日07:27

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極 LOVE 浄土

クマリデパートの「極 LOVE 浄土」を聴いた。
まずジャケットをみて「え? どうしちゃったの?」。
次に音を聴いて「え? どうしちゃったの?」。
第一印象はまさに「え? どうしちゃったの?」と「?」が二つ必要なくらいの驚き。

表題曲の「極 LOVE 浄土」は作詞・作曲がいつものサクライケンタ。
プロデュースもサクライケンタ。
そもそも僕がクマリデパートに興味を持ったのは、このサクライケンタの存在が大きい。
サクライケンタって現代音楽とポピュラー音楽を組み合わせて「現音ポップ」なるものをやっている人で、この「現音ポップ」を最も体現しているのは、Maison book girlになるのだろうし、僕はそのMaison book girlからサクライケンタを経由してクマリデパートに到達した、ということになる。
だからMaison book girl程ではないにしても、今までのクマリデパートの中にも、サクライケンタらしさはあった。
ところが今度の「極 LOVE 浄土」にはそれがまるでない。
なんといっても編曲が「ダンス☆マン」なのだ。
あの「LOVEマシーン」や「恋のダンスサイト」のアレンジャーである。
そしてこの「極 LOVE 浄土」も見事にハロプロ、というかモーニング娘。っぽい音になっている。
しかもゲスト・ミュージシャンとしてトランペットに「KUWA☆MAN」。
あのクワマンである。
今、巷を騒がしているマーシーと同じグループにいたクワマンである。
なんだろう……方向転換なのか、話題作りなのか(なんかマーシーネタで変な角度から話題になりそうだけど……いや、ならないか)。

とまぁ、ちょっとネガティヴな方向に行きそうな書き方になってしまったけれど、決して僕は悪いとは思っていない。
前出のようにモロにモーニング娘。なんだけれど(ミュージック・ヴィデオなんかまるでモー娘。のパロディ)、僕は「サマーナイトタウン」から「ザ☆ピ〜ス!」くらいまではモー娘。のファンだったから、何も問題はない。
「KUWA☆MAN」のトランペットも上手いし。
元々サクライケンタも「完全王道アイドル」としてこのクマリデパートをプロデュースしていく、と語っていたから、彼としてはこれが「正解」なのかも知れない。
なんだかんだで楽しんでます。

極 LOVE 浄土/クマリデパート

シャダーイクン/クマリデパート
*サクライケンタっぽさがよく出ている、一つまえのシングル。

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