勝ちゃんと黄色い花たち。

洗足池の近くに、勝海舟記念館が９月７日にオープンした。
テレビで「小吉の女房」というのを放映してるが、
勝麟太郎と父、小吉、母、お信の物語で観ているから、どんなものか見に行った。
晩年海舟が暮らした洗足軒のあとに昭和八年に清明文庫を建て勝海舟の遺品や、
書簡等を保存してたのを今回新しく「勝海舟記念館」として改修したぞ（一応シャレです）
　



中原街道から洗足池公園に行く道も、敷石で舗装して綺麗になった。
中はそれほど広くないけど、展示資料の他フィルムを利用して海舟語録や交友関係の
人物像を海舟目線で述べている。例えば、帰国して老中から何度もアメリカで得た事はと聞かれるので、『さよう、少し目につきましたのは、アメリカでは、政府でも　どこでも、およそ人の上に立つものは、みなその地位相応に怜悧(賢い)でございます。この点ばかりは全くわが国と反対のように思いまする』と言ったら、御老中が目を丸くして、『この無礼もの控えおろう』と叱りつけたっけ、ハハハハ……」と。と中々痛快な事が書かれ面白いし、
咸臨丸でアメリカ江へ渡る航海をコンピューター・グラフィックで体験でき船酔いしそうだが見て後悔はしない。
結構、来館者は多いのでそこそこで出てきたら、入り口で「混んでましか？」と聞かれたので、
「今の時間は混んでましたよぉ〜」なんて銭湯みたいな会話した。

ついでに洗足池を一周した。
コウホネ、キバナコスモス、それとなんだっけ・・黄色い花盛りだった。