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2019年09月23日10:30

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無形

「自分の心を守りましょう」
伊勢白山道 著 読了

昔の本が再版された。
内容は、普遍的な思想。
気に入った言葉に、
片っ端から付箋を貼りまくる。
いっぱいある。
同じことが何度も違う形で書かれている。
より深く理解するために。


『本当の自分とは、形がないのです。』

本当の自分でないものを欲しがる、人間の性。


『他の存在に対して自分の欲を祈願していれば、
自分自身が嫌な無理難題を言われることになる。』

因果が見えない世界で、他人を思いやる難しさ。
気に入らないことが起こることさえ、幸せである。
その観点を思い出させる言葉。


願いが叶うことを、人間は喜ぶ。
その裏に正当な努力がなければ、泣く日がくる。
単純だが、因果が見えないから、
どこにいても、どの瞬間も試されている。
気づかない...。
次に自分が行く未来を、いつも今創っている。
気づかないうちに。


今朝放送の連続ドラマ「おしん」
源さんの台詞が好きだった。
おしんは、人妻だから困っていたが...。

『「指一本触れなくても...」』
昔日本人の不器用な言葉だった。
本当にそうだと思った。

気安く触れる関係は、信じられない。
その想いは、
ヒトと触れない未来を選び続けている。
縁がないヒトとは、自然に縁が切れていく。
どんなことも変わる。どんなことも終わる。
その時間の流れが、この世の幸福だった。
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