雨上がり。
風が涼しくなった。
秋らしい。
朝、駅まで歩いたから、
帰りは、一つ手前の駅からバスに乗る。
いつもと違う道。
バスの背面車体にある広告を見て、
54系統に乗った。
53系統でもよかったが...。
乗って前に立ち、運転手さんの名前を見る。
外応から、答えを探そうと。
メッセージ探していた。
未来を読み解こうと。
意識すればいくらでも、
行動すればいくらでも、
変えられる未来と現実。
相変わらず、同じことを繰り返しながら、
足りないと思う何かを探していた。
偶然に見えることの方が、
信じられる気がした。
自分の感覚を使っている感じがするから。
いつもと違う帰り道。
誰ともすれ違わない。
静かな夜の道。
その静かさが、怖くない。
その静かさが、懐かしい。
あの頃よく言っていた。
夜遅く歩くことを心配されても...。
「大丈夫。
誰も歩いていないから。
誰とも出会わないから。」
「大丈夫。
いい人は、いい人にしか出会わないから。」
若い時の強さは、なにもなくても、
自分が正しいと信じて行動出来ること。
沢山知っても、
信じる力は、変わらないのに、
疑う力が強すぎて、正しさから逃避している。
外応を探すより、
ぶつかって間違う方が強い...。
間違えたら、直せばいいのだから。
間違わずに、答えを探すのは、たぶん遠回り。
何でもまっすぐ受け取れたら、
すぐ辿り着く答え。
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