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2019年08月07日09:17

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避暑には秘所でかき氷を…@仙台

8/2〜4は日立から仙台・いわきへ出張でした。JR常磐線が311大震災の影響で福島題第一原発付近が今だに断裂していて、電車移動は無理。だから常磐道を往復500キロ運転しなくてはなりません。8/3は朝から仙台駅ちかくのオフィスビルで会議。解放されたのが14時すぎ。この日の仙台は35℃の猛暑。暑気を受けないように、できるだけ冷気がある地下や日陰を探して駐車場まで徒歩移動w。「ああ、冷たいものが食べたい」。駅前の商業ビルの店頭には、断面フェチの心を揺さぶるアイスバーが売られていました。
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しかし私はグッとこらえました。
あのお店でかき氷を食べたかったからです。
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そのお店は仙台市の繁華街の端っこの方にある和菓子店「B」。電話番号が非公開というところに、このお店の哲学が感じられます。お店の設えも、通りに対して90度背けていて、商売っ気もないw。和菓子好きや茶道関係者には有名であっても、その他の方々には知られていない秘所とも言えます。私が訪問した15時ごろ、店頭にお客さんは疎らでしたが、イートインができる八畳の和室はほぼ満席。全員が夏季限定かき氷「雪茶」を頬張っていました。
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雪茶…。

なんと風流な名前。蜜入りの抹茶に雪が積もったイメージなのでしょう。5〜6分待つと、器からてんこ盛りになった雪茶が出てきました。最初は氷だけを少し食べます。細く口溶けがよい氷。実はこのかき氷、食べ方が難しいのですw。私の前の席で食べていた妙齢のご婦人は、かき氷の頂点から直下へ氷を掘るように食べていました。しかしそれでは底に溜まった抹茶シロップと距離がありすぎて、氷だけを食べることにもなりかねない。

私は自分で考案した「横断掘削アイスリフトダウン工法」という食べ方をします。それは抹茶シロップと氷の境界からやや上の位置から横へ穴を掘るように食べ進めるという方法です。それをできるだけ偏らないように掘ると、てんこ盛りの氷がゆっくりと沈んできます。この食べ方だと、抹茶シロップの味がしっかりついたかき氷が食べられます。
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穴を掘り進めると、そこは「緑の洞窟」のようです。私、89年夏に訪れたイタリアのカプリ島にある「青の洞窟」を思い出します。これは私が撮った写真を額装したものです。この写真は揺れる小舟から困難な状況下、マニュアルフォーカスで撮ったものなので思い出深いです。
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氷が少なくなると、かき氷はみぞれ状になり、最後には抹茶ドリンクとなります。ああ、美味しかった。アイスバーはどこにでもありそうだけど、この雪茶はこの店でしか味わえません。
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冷たいものを食べた後は、温かいものも欲しくなるのは自然なこと。私、葛饅頭を追加しました。葛を通してみる桃色がとてもキレイで、断面を切りたくなりました。この部位は、白餡に着彩をしたものだそうです。ここの餡の甘みはクドくなく、後味さっぱりしています。

ああ満足。40分ほど寛いで、次の訪問地のいわき市へ向かいました。

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唯一、私の失敗はデジカメを持っていくのを忘れたこと。仕方がなくガラケーで撮りました。


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