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2019年07月28日21:33

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ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風

「このジョルノ・ジョバァーナには正しいと信じる夢がある」

スタンド能力バトルアニメ5部、全39話を見終わったレビューと感想を書きながら、描いたゴールド・エクスペリエンス、パープルヘイズ、メタリカと使い手のリゾット・ネエロの絵をまとめる。


■【レビュー】■

「『レビューする』と心の中で思ったならッ!
 その時スデに行動は終わっているんだッ!!」

■評価ランク【S】
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3クール連続放送ながら作画は安定して良く、内容もおもしろく、出来がディ・モールト、ディ・モールト良いぞッ!

この作品には 『おもしろい能力バトルが見たいならこれ!』 と心から勧められる良さがあるッ!

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ほぼ男キャラ、昔の少年漫画らしい作品といえる。
逆に今の時代の売れ線要素に頼らず、中身の良さ、おもしろさのみで評価されてきた本物の作品、シリーズといえる。

その独特の台詞回しやセンスは個性的でコミカル、作品に良い味わいを出している。

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シリーズ5作目の今作の主役達は、ギャングっていう意外性。
夢を持ってマフィアに入りボスを暗殺しようとする主人公と男達の生き様を描き、少年漫画らしい熱さも感じるドラマがある。
過去シリーズ見て無くても楽しめるけど、知ってるとより楽しめる要素もある。



・【最大の長所は、能力の発想とそのバトルの駆け引きの上手さ、面白さ】

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多種多様な能力、その使い方がよく考えられてて攻略法がおもしろく見応えある。
作者の引き出しの多さと頭の良さがよく感じられる。

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ホルマジオ「「くだる」「くだらねー」ってのは所詮…ここの使い方ひとつさ…能力ってのはな…」


そして、その知的な駆け引きの面白さの後に来る、シリーズ恒例のパンチラッシュの本能の爽快感ッ!
知と本能のおもしろさを兼ね備えた戦闘がジョジョスタイルだッ!!
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・【欠点、好みが分かれる最大の点は「独特の個性的なセンスと絵柄」】

食わず嫌いも含め正当評価を受けづらい欠点にもなっていると思う。



「この作品を一言で言い表すなら、この作品には本物の『 ス ゴ 味 』があるッ!」

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メローネ「何かを始めるときというのは楽しんでやらなくちゃあいけない。
 そうだろ? 君がイヤな事はスゴク良くない事だ!
 重要なのは君の好みだ」
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好みはその人次第だが、俺はこの作品を『 良 作 』だったと確信したッ!!!

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■関連LINK「スタンドランキング考察」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972219784&owner_id=5239087






■【感想(長文、ちょいネタバレ有り)】■
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「見てわかったよプロシュート兄ィ!!
 作品の良さが!『言葉』ではなく『心』で理解できた!!」


今作もおもしろかった。

原作ファンが聞いたら怒りそうだが、ジャンプ読んでた当時、絵柄濃過ぎな変な漫画と思ってて、周りもそういう評価で読んでなかった。
リアフレ達は今でもそういう評価だし、そういう人多いんじゃなかろうか。

けど、アニメ化して気軽に見れるから見てみたら、シリーズ通してこれまで全部おもしろかったっていう。
俺の中の評価がほぼ反転したし、作品のパッと見の食わず嫌いはよくないなと。
当時の俺を今の俺が見たら仗助になるわ。
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これだけ面白くて長寿シリーズなのに、ワンピやナルトみたいな看板タイトルになってないっぽい理由は、当時の食わず嫌いの俺らと同じ理由だと思う。
あとは分かりやすい感動展開、家族愛描写とかが足りないせいだと思う。



■「一見チートみたいな強力なスタンド能力揃いだがどうにかする駆け引きが良く出来てて面白かった」

長寿シリーズなのにいろんな能力ネタやり続けてる上におもしろく、俺じゃ考えつかない発想や想像力、引き出しの多さにレベルの違いかなり感じた。
こういう事考えられるのがほんとに頭いい人なんだろうなと。


31話の無駄無駄ラッシュの爽快感、シリーズ最長の約30秒合計122発殴り続けたのは激し過ぎて笑ったwww
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WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!!wwwwwww

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スタッフロールでさりげなく無駄無駄原画の項目あったのも笑ったwww

性根から腐りきってるゲス悪党を正面から描き、二次元作品では珍しい、相手が人間であろうと怒りを込めて殴り殺してくれるのがスカッとしてディ・モールトディ・モールト素晴らしいッ!!
以前からそういう作風だったが、今回も最高にグレートだったぜぇぇぇ〜〜!!
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■「内容と同じく初見と印象大きく変わったのはブチャラティ」
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初見だと完全に変態の最初に倒される敵だしwww

ただ見ていくと、ここまでマフィアが合わない奴いねぇだろってレベルで、どれだけ自分の心を殺してきたか分かった。
見た目と違ってかなり男前だったw
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「覚悟はいいか?俺は出来てる」のかっこ良さッ!


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信念を貫いた生き様のかっこ良さッ!
その主張は考えさせられる。



■「ボスも意外だった」
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徹底的に正体を隠蔽し暗躍するっていう、ラスボスらしく無さ。
暗殺者とか強力なスタンド使いがいる中でトップとして生きるならむしろ必然のリアルさ、賢い立ち回りだとは思った。
普通のバトルものと違っていきなり殺される可能性あるパワーバランスだし。
中途半端なら力ならポルポみたいに刑務所に自ら入って自衛とかも一つの手なんだろうな。



■「いい場面は結構あるが、特に印象残った熱いシーンは二つ」

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・様々な駆け引きをしたが、最後は根性頼りの正面からの真っ向勝負っていう少年漫画らしい結末のホワイトアルバム戦のミスタの戦いぶりとジョルノのアシスト。


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・静かな熱さを感じて記憶に残った場面は、指名手配されブチャラティ達について行くかの厳しい選択のシーン。

他作品と違って、ほとんどが人助けと良い事だからだけでは動けない、リスク高過ぎるってついて行かず離脱する奴がいるのがディ・モールトリアル。
仲間達がそれぞれの考えで答えを選ぶ流れの描写、一般的な善意じゃなくブチャラティがこれまでやってきた事があるからこその選択だと感じられたのが熱くて良かった。

ボス達がのさばって多くの知らない人間が犠牲になろうが、自己保身優先して見ないふりするのが普通の奴。
ジョルノやブチャラティみたいな奴がいなければ世界は変わらなかったんだろうなと感じる。



■「ちょくちょくいい台詞、ためになる台詞あったのも良かった」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972400382&owner_id=5239087

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ジョルノの行動に通じる、「真実に向かおうとする意志」。
これは前進するために努力し続ける事の大切さを言ってるんだと思う。
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以前にミスタが信じる運命論として言っていたのも含め、作者の伝えたい事なのかもしれないと感じた。

これらはブチャラティなども含め「過程」を重視してるように感じる。
そのメインキャラ達と、能力で過程を飛ばし望む「結果」だけを手に入れるセコい手を使ってきたボスの対比の構図になってるように思う。



■「最終話一時間スペシャルの予想外の構成」

レクイエムの無限死の能力エグ過ぎて笑ったw
ほんとゲス悪党に容赦無いwwwww
過去の話急に始まってしかも最後までそのままやって驚いた。
斬新な構成w
石の意味を理解したとき最後にこれを見せた意味がようやく理解出来た。
これもブチャラティの信念と一緒だな。
目的のために、人生に意味や意義をつけるのは自分自身だと感じさせる。
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追記、制作側によるとローリングストーンズのブチャラティは一期OPからすでに出ており、運命の奴隷だったブチャラティ達がジョルノに目覚めさせられる話だったと。
故にブチャラティが「生き返った」と言ったんだな。
良く出来てるわ。


■以上。

製作者の皆さんお疲れさまでした!!
製作者達とこの作品とこれまでのシリーズ作品に、ぼくは敬意を表するッ!!
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アリアリアリアリアリアリアリありがとう!!!
オアア オアアーーーッ!!!

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アリーヴェデルチ!
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