ネアン

サラ「教えろ。　私たちと人間、どこが違うかを」

アニメ『メタリックルージュ』のサラを描きつつ、９〜１1話まで一気見した感想をまとめてつける。

１話でルジュが問われ答えられなかったこれの答えは、ほぼ同じじゃなかろうか。
もし体まで完璧に同じであったとしても、アジモフコードのよる制限と立場なら同じ扱いになったんじゃなかろうかと。
過去の歴史を見ても人間ってのはそういうものだし、それは後述の閃光のシルヴィアの発言からも感じられた。



■第9話「訪れ来た者たち」



ジーン「君は変わらないね、グラウフォン」


グラウフォン「我らは…変われないのだ」

不動のグラウフォンの能力、多腕召喚の剛力だけじゃなく重力操作なんだな。
インモータルナイン、不死の体は変化の無い事も意味するわな。
だが頭の中身は変わってるし、自分の体を改造しアップデートする事も出来るんじゃなかろうか。
ほんと人間の上位互換だなと改めて感じる。



ルジュ「漆黒のノアール？」

ノアール「エデン・ヴァロック。
　できたらそっちの名前で呼んでほしいな」

ナインでは無く人間として生きてる、人間側ってスタンスを感じさせるこだわり。
グラディエーターデザインは一番好きかもしれん。


シルヴィア「まだ生かしといてあげる」


シル「同族殺しのために我が身を投げ出すか。
　エヴァの娘がそんなに大事？」

グ「こんなお前は見たくなかった」

さっきまで普通に戦ってたのにいきなり敗北は驚いた。
ルジュのカバーに入ったせいだろうか。
イド抜かれても死なないってどういう状態なんだろ。




ナ「あの２人、グラディエーターモードの時に稼働するジェネレーターの周波数特性がまったく同じだったから。
　ならルジュのほうの周波数を逆位相にして力をぶつけてやればそれぞれのエネルギーを相殺できるんじゃないかって。

刑事「さっぱりわからん」

一般人目線の刑事がいる事で解説に繋がるのは良い。
ＳＦは分かりにくい事が多いからなぁ。
緑ルジュはコピー品、クローンみたいなもんってこっからも分かるな。



グレゴリー「来訪者は神ではありませんよ。
　今から４０年前人類が初めて接触した地球外知的生命体いわゆる異星人です」

宇宙人の話きおった。
簒奪者とか来訪者とかそういや2話でバスの中でモブ子供が話してたような。
この辺流し見だったからあんま覚えてないけどもガチだったのか。
かなり重要な設定をあんな適当に昔話みたいな感じで流してたのかｗ


刑事「未だにごく一部のお偉いさんにしか姿を見せねぇんだぜ。
　そのくせオーバーテクノロジーは気前よくポンポンくれるんだ。
　神様と何が違うっていうんだ？」

こんだけ科学技術発展した世界の答えは宇宙人の入れ知恵って事か。
寿命が短く中身の進化が極めて遅く未熟なままの人類に大きな力与えるって何考えてるんだ。
宇宙人は何が狙いだ？



ナ「来訪者が人類と接触するために作ったコンタクト・ネアン。
　それが私〜。言ってなかったっけ？」

コンタクトネアンってなんだ。
ナオミのネアンバレ急に来て驚いたｗ
そんな重要なとこをこんな何でもないとこであっさり明かすのかよ！
もっと劇的な感じで見せるだろ普通ｗ
どうやらナインじゃないらしいな。
ピンチになったとき変身しなかったのはガチって事か。
人間とネアンのコンビって王道コンセプト外しちゃって良かったんだろうか。
結局人類は変わらず人造人間が人造人間の問題を解決するって事になっちゃうって事では。


ル「聞いてない」

ナ「聞かれなかったからかな」

ル「あんたは秘密が多すぎる」

キュゥべえと同じ詐欺師スタイルｗｗｗ
この胡散臭いキャラがバディものとして弱い原因かもな。
逆にもうちょい近いキャラだったら百合ものとしての人気も狙えたし、オタ受けはそっちのが良かったと思う。



ナ「ゼ・ノア。地球人が来訪者と呼んでいる存在」

ル「人魚…なの？』

異星人ガチで出てきたこれ。


人間と話す用に口つけたの草。
電波や脳波を音声にして発するとかじゃないのかよｗｗｗ
ここだけ急にアナログ感ｗ


来訪者「我らゼ・ノアもまたかつては人とよく似た形態を有した」

来「恒星間航行での環境に最適化し世代をまたぎ進化を遂げこの姿となる」

ガルガンティアのヒディアーズ思い出し過ぎんだろｗ
脚本調べてみたが虚淵ニキはいない。
ブラスレイターみたいな鎧変身バトルものでこの宇宙人ＳＦとか虚淵臭凄過ぎんだがｗｗｗ


ル「ん？最初のネアン…えっ？来訪者が来たのってどのくらい前だっけ…」

ナ「敬語で話すかい？」

見た目の割に１０歳ぐらいのルジュと対称の存在みたいに隠れＢＢＡだったのかメガネ。


ナ「アルターには簒奪者が関与していると推定される。
　コード・イヴが発動すればすべてのネアンが解放され制御不能となる。
　その混乱に乗じ再び簒奪者が戦争を仕掛けてくると来訪者は考えているの。
　簒奪者はこの太陽系を狙っている。
　来訪者と人類を滅ぼしある星を奪おうとしている」

簒奪者が黒幕でナインを利用してるって事か。

話の規模が宇宙まで広がって急にデカくなった感。
いや、以前から惑星の話出てたしブラックホール使ったうんたらとかやってたから今更か。
あくまで今の舞台がメインで人類とネアンの対立の図式でいくのかと思ってた。



来訪者「我らゼ・ノアは故郷の星を失った」

「第二の故郷を求め永劫の時を経て旅を続けた」

「そしてこの恒星系にたどり着いた」

「地球人類と契約を結んだ」

「ゼ・ノアは人類が未到達の技術を提供する』

「人類はゼ・ノアが原初の姿で生存可能な惑星を提供する」


ナ「それが金星」

「共にかの星を改造し人類は我が種族の金星への移住を認める」

「その労働力としてのネアン」

「ゼ・ノアの与えた技術で作られた者たち」


ル「えっ？ちょっと待って。あんた達が金星をもらうためにネアンの作り方を地球人に教えた？」

「人類が簒奪者と呼ぶユノイドは危険な存在」

「我らゼ・ノアと起源を同じにしながら悪しき進化を遂げた文明の破壊者」

「ユノイドもまた金星を欲する」

人類の居住範囲を広げるためかと思いきやこいつらの移民のためか。
ネアンはやはりこいつらの技術で人類は転用してるだけに過ぎないんだな。

「ネアンはそのために作られし者」

「合理的存在価値を認める」


ル「合理的？でもそんなの…そんなの…
　ふざけるな！」

支配層と目的が別ってだけで結局ネアンの存在は変わらないと。
ただ、合理的ってんなら何で感情なんてつけた。
必要性が無いどころかこうやって争いにも発展してるし非合理的にもほどがある。

今回の騒動をまとめると、宇宙人同士の争いに人類とネアンが巻き込まれたって構図か。
刑事がさっき言ってたように迷惑な話の超デカい版だなｗ




ル「一発殴らせろ」

ナ「つぅ…っとに。
　私はあんたと違って頑丈じゃないって…グーはダメでしょ！」

顔面グーパンは草。


ル「一緒に行ってくれるんでしょ？」


ナ「私がいなきゃ危なっかしいもんね」


ル「うるさい！」

発想と流れが男なんだよなｗ
美少女コンビのバディものに求められてるのこれじゃないだろｗ



ナ「私はここに休暇を申請します」

ゼ「キューカ…」

ナ「私は生まれてから一度もお休みをいただいておりません。
　休暇を取ることによって労働効率が上がることは科学的にも実証されています。
　これがそのデータです」


ゼ「…合理的と認める」

ナ「ありがとうございます」

４０年無休ｗｗｗ
いくら機械でも問題発生しそうだが問題無かったのもネアンが人類の上位種である事の証明の一つに感じる。
与えられた任務にそぐわないなら休暇入って任務外にすればいいって屁理屈みたいので突破するナオミの口の上手さと、それで突破される来訪者のガバさは草。


ル「よくあんなのとつきあってこれたね」


ナ「まぁ慣れかな〜。
　でもさ〜、休暇中も給料振り込んでくれると思うんだよな〜あの人達」

ル「フッアハハハ！」

あんなの呼ばわりは草。
個の意思決定に干渉することを許されないってルールに機械のように従ってるし、物わかりがかなりいいからポジションの割にはまともに感じるが。


今回かなり重要な設定が一気に明かされ解説も入って世界観がクリアになったな。
これ見逃したら確実にアカン回で、情報一気に出し過ぎて流し見だと流れてっちゃうから再確認した方がいいと感じた。
実際に一回目軽く視聴した後と、こうやって日記つけた今では理解度が結構違う。

今の時代アニメ多くてどんどん流して見てくスタイルが主流だろうにそれに逆行してる。
ネットでもあんま理解出来ない、分かりにくいって意見結構見たし、それだと評価以前の話になってくるからな。
ＳＦ定番問題のそれを上手く解消出来てないのがこの作品の欠点といっていいだろうな。



■第10話「家族の肖像」


ナオミ「ふふ〜ん、私を誰だと思ってるの？
　私が手ぶらで金星にドンパチしに行くわけないっしょ…
　これがあれば鬼に金棒ルジュに私ってもんよ。
　見て驚くなよ〜我々の最終兵器！」


ナ「え？」

箱から人造美少女とか昔の深夜アニメとかで何度か見たなｗ
緑ルジュ、シアンが入ってるのはかなり意外だがｗ


ナオミ「捨てた！？アンチフェイザーを？海に？捨てた！？」

緑ルジュ「隠れるのに邪魔だったから…」

重要な装備捨てるとか敵として有能やなｗｗｗ

刑事「なんか性格変わってないか？」

誰もが思う疑問を言ってくれる刑事ほんと優秀ｗ


シ「声がきたの。
　声が来たらやらないとダメだから…」

ここルジュと一緒だな。
さすが姉妹。

ナ「誰の声？あんたを作った人？」

シ「ううん…仮面のお父さんの声じゃない」

人形遣い師じゃないの意外。
誰だ？　簒奪者か？


シ「ネアンは誰にでも声が来るんじゃないの？あんただって声が来ることあるでしょ？」

ナ「来ません」

子供あるある、自他の違いを理解する流れだな。
特に動物の中でも人間はほんとに個体差が大きいからな。


ナ「ふふん、この子はルジュよりも優れたグラディエーター。
　暴れだしたら手に負えないでしょ」

ル「優れてるってどこら辺が？」

ナ「私がネアンだってソッコーで気付いたじゃん。
　ず〜っと一緒にいてまったく気付かなかった君の鈍感さは改良されてるってことでしょ？」

グラディエーターって言い方だから戦闘能力かと思ったわｗ
実際ネアン同士なら分かるもんなんだろうか。
ナインも含め模様の無い初期型の極一部は人間と見分けつかないから人間として生きてるし。
そういやナオミってネクタル使ってる描写無いけど映されないだけか必要ないのかどちらだ。


ル「うっさいファースト」


ナ「その呼び方やめろ〜！」

ナ「この船脱出ポッドとかないの？
　それにあいつをちょこんと乗せてですね…」

ル「怖っ。ファーストパイセン残酷すぎ〜」

ナ「いつまた声が聞こえて元に戻るかわかんないでしょうが！」


シ「やだ…やだやだやだ」


ナ「えっ？ちょちょちょ…」


シ「絶対にやだー！！」


刑事「すげえ反抗期だな！」

キッズで草。
子供に力与える事ほど危険なものはないｗ
この辺のやり取りおもしろいなｗ




ジーン「アジモフコードを無効化したらどんなことになるのかわかってるのか？」


シルヴィア「革命。奴隷解放。人類の歴史でも何度も起きてたこと。
　過激な手段でしか成し遂げられないこともある」

そうなんだよな。
結局同じ人間であろうと似た構造になる。
１話でサラがネアンで違うからって考えだったろうけど、実際はこうなんだよな。
過去の貴族の横暴ぶりみたいに、権力者は裏で不正し過剰に富を得て私腹を肥やし、多くの一般人への搾取は過剰に増し続ける。



シアン「これが家族で住むおうち。
　お姉ちゃんと私は毎日ここから一緒に学校に通うの」

ル「それ私！？」

ナ「お父さん謎すぎる。
　お父さんは普段何してる人？」

シ「う〜ん…パンケーキ屋さん」

人形遣い師、普段パンケーキ屋やってるって事？ｗ


ル「絵好きなの？」

シ「絵の中ならなんにでもなれる。絵の中は自由だから」

ル「自由…」

ここでもネアンは自由を求めてるな。
絵はたしかに自由でいい。
リアルは制限ばかりで何するにも金がかかって窮屈だが、絵は再現能力さえ磨けばほぼ無料で思い通りに形作れて表現出来る。
この差は立体化、ガンプラ改造で重力で保持できなかったりなどいろんな制限とコストでよく感じた。


ナ「ルジュのデータを基に作られたのなら厳密にはなんというか分身ですかな〜」

シ「お姉ちゃんだから！」

ナ「言うなればクローン。まぁお姉ちゃんではないわなぁ〜」


シ「ファーストは近所の意地悪ババア！」

ナ「おい！」

草。
シアンがきた事で会話パートが和み楽しくなった感あるな。
このテコ入れもっと早くすべきだったんでは。



シル「程なくネアンはこの世界に君臨する。
　その時あなたは人間達の救世主として彼らを導いてやるの。
　我々に逆らわず従順に。
　私達の家族だからできる、あなたにしかできないあなたの役割」


ジーン「買いかぶりすぎだ」

スル「その資格があなたにはある。自分でもわかってるんでしょ？」

資格の理由は何だ？
シルヴィアの目的は分かったが、簒奪者の本当の目的を分かってないんだろうか？



シアン「お風呂入らないからって死ぬわけじゃないじゃん」

風呂入るの嫌がってごねる理由もリアル人間っぽくて草。
ネアンって新陳代謝による汚れ無さそうだがあるって事だろうか。


ナ「死ぬよ。変なウイルスが生まれてここで病気が蔓延しちゃったらこのおじさんが死ぬよ。
　人間は病気で死ぬんだからね。いいの？」

これは上手い言い方。
逆に言えば外に出ないなら入る必要性はほとんど無いって事か？
人間と同じなら血行が良くなる効果はあるけども。


シ「今忙しいからあとで入る」

言い訳の仕方がほんと人間らしいｗ


刑事「お〜そうだ！食料庫でアイスクリームを見たぞ。
　うまいだろうな〜風呂上がりのさっぱりしたあとに食うキンキンに冷えたアイスクリームは」

即オチ草。　姫様拷問の時間です思い出す流れｗ
子供の扱い上手いっていうか人間の心理、誘導の仕方を理解してるなｗ
北風と太陽理論をはじめ、人は抑えつけると反発したくなるし感情優先で考えやすいからな。



エデン「愛した者の願いを叶える…それが俺にできるせめてもの償いだ」

日笠博士の事か？
人間に肩入れするのはこれが理由か。


アエス「だって仕方ないよ。プロトネアンが生きていくためだもん」


アリス「生きていくためだもん。キモさで殺しにきてる？
　体が違ったらとっくにこの手で殺してるから」

辛辣過ぎて草。
意思の弱い穏健派のアエスが流されるのは納得だが、口が悪く尖ってるアリスのが善性あるの意外。
まぁネアン側から見たら黒幕知らないと協力する方が善ともいえそうだが。


和やかな日常回みたいの今更やってるが遅くねぇかと。
ライト層に効果あるテコ入れ、犯人探し回でのコメディ多めもそうだったが遅くて見せるべき順番間違ってね。
まぁ、あくまでシリアス路線だから他はオマケ程度、全体を通してみて楽しめる幅を上げたかった、息抜き代わりってとこなんだろうけども。



■第11話「狙われた星」


人形遣い師「私もいたのですよ、ユング博士のネアン開発チームに。
　ですからお母上のことはよ〜く存じ上げております」

開発に携わってるって事は人間か？
こいつ何歳だ。



人「失踪の陰にはある秘密がありました。
　人には言えぬ想い。そう、誰にも言えない秘密の…恋。
　秘密の恋の相手とは一体誰だったのでしょう？
　愛すべき家庭を持つ相手？身分の違う相手？
　いえ…彼は人間ですらなかったのかもしれません。
　ジーンジーン。愛しい我が子。
　今こそ教えてあげましょ〜。
　あなたの…あなたの本当のお父様は…」

この劇は事実なのか？
日笠博士は死んだって聞いてたが失踪なの？
本当の父親は別人って事？
口裏合わせでもないと博士に化けたジャロンが完璧に動作合わせられなそうだが、上手かったのか事実で知ってるから出来たのか、どっちだ？


ジーン「醜悪な寸劇だね」

人「そうでしょうか？
　この世はすべて舞台。見えざる手に操られる人形劇のようなもの」

全員誰かに操られてる駒、何かを演じてる駒、操れる駒と言いたいのか？
この言葉の意味はなんだろ。



シル「ジーンは人間とネアンの共存を働きかけていると言った。
　そのために真理部に入ったのだと。
　でも私は人間を信用なんてできない。
　腐敗した官僚組織はいずれ彼の理想主義をのみ込み骨抜きにし潰していく」

リアル過ぎるｗｗｗ
この人間と人間社会のリアルさを知ってるのは記者やってたからだろうな。

ジー「待っている時間は無いと君は言った」

シル「そして父を殺した。
　ユングは私達のことを知り過ぎていたもの」

やはりジャロンの言った事は嘘だったか。
ああいうチャラい奴はすぐ嘘をついて信用ならんからなｗ
グラディエーター形態の見た目ピエロだしｗ
殺人行ったの実はシルヴィアが一番最初だったりして。


ジャロン「ノアールにイドを返し正々堂々…ですか。これはドラマチック」

姿を変えて常に嘘をついてるようなチャラいジャロンには真逆のスタンスで虫唾が走ってそうなｗ
五分に戻して決闘とはグラウフォンは武人みたいなキャラなんだな。
だがここまでするのはさすがに意外。
まぁ家族みたいに思ってたってノワールの口調や描写からこっちもそうだからって事だろうけども。



シル「今後数十年にわたりネアンを生み続けるだけの物資も備蓄されている。
　すべてのネアンが従わなくともここで新たな同志を作り続け戦うまで。
　それが私達が生まれてきた証。
　ここは人間だけの世界ではない。
　私達ネアンの世界でもあるのよ。だから…」

無限の兵力で長期戦出来るから革命起こしたと。
感情だけじゃなくちゃんと勝算あるんだな。


ジーン「それは簒奪者を利するだけだ」


シル「なんて言ったかしら？漁夫の利？
　おもしろいじゃない。だったら後悔させてやる」

黒幕の理解しててやってるのか。
簒奪者は人類より遥かに手強そうなんだが勝てる見込みあるんか？



アリス「あんたもシルヴィアと一緒。
　人間もネアンも考えすぎるとバカになる奴が多いのよね」

これは名言感ある難しいとこだな。

ジーン「そうだな。他のやり方があったのかもしれない」

アリス「でも…そういうバカは嫌いじゃない」

賛同はしなくても根本の信念自体は否定しないか。
やり方が違うだけで目的は同じだしな。
知らない分野でそれ自体には興味無くても職人の技術が凄いと感銘を受けたり、そこまで磨き上げた事に尊敬の念を感じるのに近いかもなぁ。



シアン「仮面のお父さん。あの声はお父さんじゃないよね？」


人「いいや、私だよ」

仮面の中身ついにきた！
と思ったら見せないのかよ！ｗ
仮面に変声機あるだけでやっぱこいつか。


刑事「俺としたことが…まんまと騙されてたってわけか」

知り合いだったって事か。
誰だ？まったく分からん。



ゴスロリ「これが酔狂というものか。
　理解し難いな」

他人にそこまでの思い入れしないんだろうな。
正々堂々の思想とかは日本人には根強いけど他国はあんま無いって昔聞いた事あるな。
武士道、騎士道辺りの思想が無いと非合理的なだけにしか映らん感情的なものだしな。
決闘スタイルは男だけの思想って可能性も感じる。


グラ「安心しろ。忌み子であるお前の息子はまだ息をしている」


エデン「ジーンを返してもらう」

え、ジーンの本当の親父ってエデンなの！？
じゃああの劇はほんとで博士が恋した相手はプロトネアンって事か。
ネアンって子供作れたのか。
年取らないから見た目の先入観が罠にもなってて上手いな。
シルヴィアの言うジーンの資格ってのは、人間とネアンの架け橋的ハーフだからか。
納得いったがこれはまったく予想出来なかった。
ネアンがここまで人間に近い構造してるとは。




ここまで惜しい点はちょっとあるものの、内容詰まってるし安定していてなかなか。
だがもう一押しくらい強みがほしいかなぁ。
もうすぐラストだが、こんな終盤で話の規模広げてきて大丈夫なんだろうか。
投げっぱ途中エンドか、結局ナインとの戦いの決着までで終わりそうな。