mixiユーザー(id:32212643)

2019年07月23日06:56

1343 view

ターンエーガンダムと機甲界ガリアンの比較

おはようございます、月影TAKAです。
最近、ガリアンのDVDBOXを買いました。

ガリアンは衛星チャンネルのOVA作品は見ていた感じです。
でも、ガリアン全話見て思ったことは「これってターンエーガンダムの元ネタじゃん」ということ。

べつに「ターンエーガンダムに限定する」というわけではありませんが、あまりにも類似点が多く、ターンエーガンダムの設定の手抜き感が酷いと思いました。

まず類似点を上げえれば

1.MSがマウンテンサイクルという山から発掘される⇒ガリアンのロボット(パンツァーフレーム)もアーストの鉱山や遺跡から発掘された。
2.地球人とムーンレイスとの関係⇒アースト人とマーダルの秘密みたいなもの(詳しくは作品参照)
3.月光蝶システム⇒ガリアンでいう「イレイザー(文明消去装置)」。
4.ムーンレイスの評議会⇒宇宙銀河連盟の評議会

等。もちろん相違点もあります。
5.ムーンレイスの侵攻(本来は和平訪問だった)⇒ガリアンではマーダルの侵略行為。
6.ギンガナムの執念⇒マーダルの判断力

とかかな。
どう考えても類似点が多すぎて「ターンエーガンダムがガリアンのパチモン」と言われてもいいわけができんわな。
特に「ターンエーガンダムの入手方法」なんて、もろガリアンのパクリです。
「ホワイトドール像からターンエーガンダムが出てきてムーンレイスのMSと戦う」という演出は時代が違えば「白い谷のガリアンの格納庫でジョジョがガリアンを入手してマーダル軍と戦う」演出と同じなのでひねりもありません。
で、どうして「ターンエーガンダムの評価が賛否分かれるのか?」と言われたらただ単に「真似したから」という事でもないんだよな。
それは「ガリアンは機甲界ガリアンとして独立作品だったことが良かった」という点。
ガリアンの舞台はあくまで「惑星アースト」であり、ガリアンのスタッフが「惑星アーストにどんな設定を入れようが自由である」という事だろうな。
これは「他作品に対する影響」がないためできることであり、逆にターンエーガンダムは「宇宙世紀のガンダムから繋がっている」という設定が逆に足かせとなり、ここから賛否が分かれている感じだろうな。
つまり「ターンエーに都合のいい設定を宇宙世紀の設定に混ぜてしまった時点で世界観がつぶれる」効果が出る。
元々「F91〜Vガンダムまでの世界観が好き」というファンからは「ターンエーは無かったことにしたい」と考えるのが自然である。
当然だよな。だって「ターンエーの設定はそのまま機甲界ガリアンだから」となるから。
「なんで、ガンダムでもない世界観を勝手に強要されなければならないんだよ」と反発する視聴者が出ても問題とは感じない。
だって「そもそも作品自体が違うから」となる。
これがターンエーガンダムではなく「リアルファンタジーストーリー 騎士(ナイト)ガンダム」としてもともとの宇宙世紀設定とはパラレルワールド間隔でターンエーガンダムが進んでいたら「別作品」扱いされて人気もそこそこ出たと思う。
しかし、富野監督がはっきりと「ターンエーガンダムは宇宙世紀から続くガンダムの正統後継作品だ」と明言した時点で人気が一気に落ちたと思うわ。

機甲界ガリアンを見て思ったことはこんな感じですね。
でも、機甲界ガリアンは凄く面白いしガリアンそのものは良作の類だと判断します。
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する