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2019年07月22日08:06

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続・国債発行

日本銀行に口座を開設しているのは、日本政府と銀行などの「預金取扱機関」のみだ。だ
から「銀行の銀行」と言われるのである。日本銀行は民間銀行が持ち込んだ手形と引き換
えにその銀行の口座残高を増やす

民間銀行はその増えた口座残高で国債を「購入」するのである。なぜそのようなことをす
るか?というと、民間銀行が日銀に持っている口座は当座預金であり金利がつかない。国
債には金利がついているから、民間銀行は当座預金残高増額分で国債を買った方が金利を
得られる分オトクだからである

さてその結果どうなったか?まず日銀だが政府に発行した当座預金は民間銀行経由で戻っ
てきたことになる。日銀は発行前と何一つ変わっていない。では民間銀行だ。民間銀行は
政府が発行した国債を有価証券という「資産」の形で保有した

その代わりに原発建設を受注した企業の預金を増やした。銀行にとって預金とは負債だ。
だから銀行もバランスが取れている。とまあこういう結果になるわけだ。さて?では国債
発行前と結局何が変わったのか?

結局変わったのは民間銀行が政府発行の国債を資産として保有したこと、そのいっぽうで
民間企業の預金が同額分増えた事である。民間企業の預金は社員の給料の支払いにも使わ
れるから、結局国民全体の所得になり預金にもなる

つまり国債発行が増えるとその分民間の預金が増えるのである!前々回に書いたZのお偉
いさんの答弁はウソというより、現実とは全く真逆の事を言っていたという事になる

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