二日間のイベント終了。
無事終わってなによりだ。
とはいえ、大きな事故がなかったという話。反省点がないわけではない。不可抗力的な部分もあるんだけど、ちょっともやっとしたところもあってさ。
そのあたり、いかに感情的な反発を招かずに善処するか、と考えていたら、非常勤できてくれているコードネーム=K1さんが爆発的に主張してくれた。
聞いていたシャインさんたちはけっこうどんよりしていたようだけど、俺自身感じていたことをストレートに言ってくれたことに感謝する。
イベントの最中でいれば、K1さんの動きについて、正直、物足りなく感じていた部分もないじゃないんだけどさ(苦笑)、それは不問とする。だって、あんまり追及しつづけていくと、めんどくさいから。
とはいえ、シャインのT君がK1さんの発言について、
「ああいうふうに言ってもらえるのはありがたいですよね」
と、オトナな雰囲気を装いつつ、ちょっと他人事的に発言するのは流してはいけないと思った。
「彼の言うことは正しいと思うよ。たとえば、・・・のときのあなたの行動については、私自身ちょっとイラっときたから」
「え?ほんとですか」
言われているのは自分じゃない、と思っているのは、見てすぐわかるものなんだよね。あんただよ、困ったのは、っていうことも今後のことを考えれば大事なことだ。反省すべきはT君だけじゃないにしてもね。
やれやれ。
そういうのは、最終的に常に自分に返ってくるんだよ。たとえばオキャクサンから新人への不満がきたとしたら、それは新人さんだけにとどまらない。そこをフォローできていない俺自身への不満なのだ。そうとらえられないなら、組織を運営する資格はないと思うぞ。
あれこれ考えつつ、帰宅する。
イベント帰りとあって通常より遅い帰宅時間であり、なおかつこういうときは体は疲れていても、頭はけっこうクールダウンを求めている。
缶ハイボールを呑みながら、今月の文藝春秋。
今月はけっこう楽しいね。石破茂の記事も選挙前にあれこれ考えさせられるし(でも自民党には入れないと思う)、日産関係の記事も継続して読んでいるテーマ。
中でも読みふけったのは昭和魔人伝。
永田鉄山、田中角栄、児玉誉士夫、など昭和時代に名前を聞くいろんな人の短い評伝。
毀誉褒貶というけど、ある人物について、尊敬できる部分もあれば、嫌悪する部分もある。両面持っていてこそ、人間の深みがあるというものでね。
いい面にしろ、悪い面にしろ、一面的な部分しかなければ、人として、多くの人に関われるだけの引力は持てないと思う。
イベントの反省をあれこれしている中で、こういう文章を読むというのは、なかなか考えさせられるなぁ。
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