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2019年07月08日08:36

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最後の争点?

 参院選がスタートを切ったが、大手紙はさっそく自公が「改選過半数」と予
想。近年この手の報道は外れたことがないから、その通りなのだろう。原発問
題はおろか、2000万円の年金問題も、数々の失言問題も、日本国民にとっ
ては大きな問題ではないらしい。政権に嫌われている朝日新聞ですら若者がな
ぜ自民党を支持するのか検証記事を組んだくらいで、「政治には期待していな
いが、これ以上悪くならなければいい」というようなコメントを引き出してい
た。またしてもしらけた選挙になりそうだ。
 それだけ自公が選対に長けていることは確かだが、実は改憲に関しては自民
党と公明党の支持者では大きな隔たりがある。もう残るは改憲が可能な3分の
2を維持するかどうか。安倍首相の悲願でもあるから、事実上はそこが最後の
争点になるのではなかろうか。野党もわかってはいるのだろうが、攻め切れて
いない。野党共闘までが精一杯だったのか。
 私自身、改憲に対して特別な意見を持っているわけではない。ただ、日本か
らリベラルが消滅することに危機感はあるし、第二次世界大戦の教訓を失って
はいけないとも思う。一方で、日米安保が永遠に保障されているわけではない
し、国家として独立するプロセスも必要だろう。しかし、日本は戦争ができる
国というメッセージを他国に与えるリスクがあれば、平和ぼけした我々はとん
でもない過ちを冒すことになる。過半数はともかく、そこまでの大きな選択権
を現政権に与えていいのか、投票率が国政を左右しそうだ。

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