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2019年07月06日05:55

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本を読むこと

 夏。

 うちのカイシャは夏期、7月後半から8月にかけて、夏シフトに入る。シャインさんたちは休みというわけじゃないんだけど、通常業務と比較してだいぶ時間に融通の利く勤務体制になるのだ。

 で、その間に研修を受けたり、ふだんできない仕事をしたりとするわけだね。

 例年、俺はシャインさんたちに宿題をお願いしている。

 一冊本を読んで、レポートを書いてもらう。

 学生ならみんなやってたようなやつね。

 必ずしも好評というわけでもなく、シャインさんたちはちょっと負担に感じている節もあるけど、大人なのでそこは黙って仕事としてやってくれている。

 一度、なんでもいいから自分の好きな本読んで、オススメを書いてみるなんてどう?なんてゆったことがある。

 いつもは歯に衣を着せない会計事務所のTさん(読書好き)も、横で聞いていて「それいいですよね~」なんて高評価だったんだけど、当時のセンムが、

「そのほうがシャインさんたち、困ると思います」
と却下された。ちなみに彼女自身けっこう本を読む人だったけど、彼女はシャインさんたちの傾向を把握するのが俺よりも長けていたのだと思う。

 で、今年の宿題なににしようかなぁ、と悩んでいるのだけどさ。

 20冊近く注文することになるので、8月中に読んでもらうにしても、時間かかるから。

「これ、どうかな?」
 オフィスでいくつか本を積み上げながら、現センムに聞いてみた。

 俺の中では、しっかりした内容のわりに薄めで、読みやすそうに思えたんだけどね。

 現センム、開いてパラパラめくり、
「字が多い〜」

 えー?

 大人なんだからさぁ。

「こういうの、読んで乗りはじめると、すらすら読めると思うんですけどね。そこに行くまでは、ちょっとという感じ」

「まぁ、その気持ちはわかるけどね。最初の5分だね」

 たしかに本の読み始めは、ちょっと敷居がたかいものかもしれない。ふだん、あまり読まない、読めない人にとっては。実際、忙しさはあるだろうしね。

 ただ、やっぱりふだん考えないけど、ちょっと関わりのあることを読んで内省するって、良い仕事をするためには必要なことだと思うんだよね。

 ちなみに、ここ数年の課題図書(苦笑)は、

 佐々木正美著『はじまりは愛着から』、ミヒャエル・エンデ『モモ』、中脇初枝『きみはいい子』、岩宮恵子『生きにくい子どもたち』などなど。

 さて、今年。

 どうしたものかな。


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