親子の確執

世の中には親子の数だけ
いろんな関係があり、
その中には残念ながら
うまく行かず悩みの種に
なることもあるようです。

むしろ、その方が
多いのかもしれないです。

一時期、驚くような境遇の話を
聞くことが重なり、
そんな大変な思いをされて
生きて来られる方方も
いらっしゃるのだなぁ・・・
と思ったのですが、
最近、またいろいろ耳にすること
がありました、

今回聞いた中での
共通なことは
子供って親のことを冷静に
見ているんだなぁ・・・でした。

親にはしてもらっていることが
たくさんあるはずだけど、
してもらったことより、
いたらぬ事だったり
傷つくことを言われたとか
そちらの方が
子供の記憶には
残ってしまうのかも・・・

親に対して、
そこまで冷たくなれるのは
どうしてかな？と思うことも
あるのですが、
よくよく聞いてみると
なるほどな原因が
潜んでいる・・・

親御さんは自分がしてきたことを
反省してみることは大事だし、
逆に親だって完璧な
人間なわけではないのだから、
いたらなかったことを
いつまでも責めるのではなく、
してもらったことにも
目を向けると
親子関係が少しは
改善できるかも・・・？

子供は親を選べないというけれど、
実は選んで生まれて来てるそう。

恐らく、生まれる前に
この親とはうまくいかないことを
承知のうえで、
でも、何か自分を改めるために
その人を選んで、生まれてきたはず。

そこをクリアーしないのと
せっかく生まれて来た今世を
ムダにしているかも？

他人にはわからない、
苦しみを経験された場合、
そう簡単にはゆるせないと
思うのですが、
でも、どんなに憎くても
親がいないと
生まれて来ることは
できなかったのだから、
恩のある親御さんの
いいところを少しでも
見つけられるといいのになぁ・・・
それができれば
自分も今より生きやすく
なれるだろうなぁ〜と
自分自身でも思っているとこです。

この世で親子として
一度縁を結んだら
例え親が亡くなっても
縁が切れることはないし
切ることもできない。

それが『親子』というものの
ようです。