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2019年06月18日06:22

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ボヘミアン・ラプソディ

映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観た。
Blu-rayを購入しておいたのだが、観るためのまとまった時間がなかなか取れず、ずっと封も開けずに放置していた。
先日まとまとまった時間が出来たので、やっと観られたのだ。

この映画を観た人が異口同音に「面白い!」と言っていたので、逆にへそ曲がりな僕は「本当にそうなのか?」と疑心暗鬼で見始めた。
バンド結成からデビュー、そして人気が出るまでのストーリー展開が結構テンポよく、というか想定外に早かったのがちょっと意外。
実際にメインとなるストーリーは中盤から後半に出てくるので、全体のバランスとしてはこれでいいのかな。

で、結論としては「いやぁ、みなさんがおっしゃる通り、面白かった!」です。
Blu-rayにはライヴエイドの全編(20分以上の演奏シーン)が特典映像として収録されているのだけれど、これなんか、観ているうちに、演技だとか、本物のクィーンじゃないとか、そういったネガティヴな要素は吹き飛んでしまう。
細かいところのアクションや仕草まで完璧。
ライヴ・シーンだけでなく、ストーリーも良かった。
フレディ・マーキュリーという男の背負っていた苦悩もヒシヒシと伝わってきた。
途中、とある場面で思わず涙がこぼれそうになっちゃったし。
この映画を観た後に、本物のクィーンのライヴ・エイドの映像や彼らのCDを聞いたら、また違った感慨に襲われるんだろうなぁ。

これは多分有名なエピソードの一つなのだろうけれど、特典映像の中に、ブライアン・メイがヴァイオリンの弓でギターを弾いているシーンが出てくる。
それを観たブライアンは、監督に向かって「あれは僕じゃない、ジミー・ペイジだよ」と忠告したとか。
それと、ロシアでの上映には、ちょっとケチがついたってニュースも伝わってきた。
映画の重要な要素に「同性愛」があるのだけれど、これを扱ったシーンが全カットになってしまったそうだ。
お国柄、どうも法律で「だめ!」と指摘されたらしい。
そういえば、今、この映画の第二弾的な立ち位置で「ロケットマン」という作品が撮られているらしい。
いわずとしれたエルトン・ジョンの自伝的映画。
エルトンも同性愛者だから、またロシア上映時には揉めるのかも。

ケチをつけるつもりはないけれど、テンポが良すぎて、もっと深く掘り下げて欲しいな、というパートもあるにはあったのだけれど、今の時代の映画としてはこの歯切れの良さがいいんだろうと思う。
いずれにしても、非常に面白い映画だった。
出来れば映画館で観たかったなぁ……。


映画「ボヘミアン・ラプソディ」予告編1

映画「ボヘミアン・ラプソディ」予告編2

ボヘミアン・ラプソディ/英語の勉強になるだろうか。

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