小噺0204 圧力発電

ここ数年は環境問題に敏感になっているようで、化石燃料消費に懸念を抱き、資源に頼らない電気エネルギーの利用にたいへん興味を持っています。
とにかく電気の時代です。だから本稿でも0054ゴミ発電、0098宇宙発電、0160発電服、0183レドックス・フロー電池など、電気に関することを色々述べてきましたが、今回は「すぐにでもやってよ！｣と叫びたくなる発電に関して。圧力発電です。

ピエゾ素子(圧電素子)に加えられた力を電気に変換するだけの、かなり以前から実用化(ただし微弱電流で)されている技術を発展させるのです。そして大きな電気を取り出す。ボクのようなシロートは簡単に言いますが、おそらくメチャクチャ難儀なのでしょう、賢い学者が長年取り組んでいるハズですからね。

圧力発電のアイデアはナンボでも浮かびます。「ここに圧電素子を仕込めばほ良いのに｣と思うところを好き勝手に述べさせてもらえば：
・鉄道発電 - 枕木
・道路発電 - 舗装面
・スタジアム発電 - サッカー場のピッチ(これは効率悪いと思いますけど)
・雨発電 - 傘の表面
・靴底発電 - スニーカーの底
夜間にカカトに埋め込んだLEDランプを点滅させます。電池不要。昔から売られている電池内蔵式のスニーカーとは全く別物です。これ電池交換ができないんですよ(電池の寿命が来たらオシマイ)。

次のアイデアは、目の付けどころは良いと思いますけどジワ〜と圧力が加わるだけで振動しません。だから上述のモノとは異なる圧電素子を開発する必要があるでしょうね。
・屋根発電 - 雪深い地域の住居の屋根(雪の重みで発電、融雪)
・自転車発電 - サドル(ママチャリに乗るオバハンのケツ圧でLEDを点滅させて夜間の危険回避)

どなたか一緒に会社を作りません？儲かりまっせ！イヤイヤもう誰かが特許とっとるやろな。