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2019年05月20日08:25

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葬式参列の範囲

 自分が年を取ったせいで、儀式で呼ばれるのは葬式が圧倒的に多くなった。
結婚式のほぼ10倍くらいだ。田舎は近所の人に参列をお願いする「キカセ」
という習慣もあるので、余計に数が増えるのだが、いまは夫婦のどちらかが香
典を持参するだけなので楽になった。自宅葬の時代は「同じ葬式班は1家族の
手伝い人2名」という決まりがあり、仕事とどちらを優先するか頭を抱えるこ
ともたびたび。懐かしい思い出ではある。
 でも、本当に大変なのは遠くの葬式。私は北海道生まれだから、叔父さん、
叔母さんの不幸があれば、飛行機に乗って駆けつけた。叔父さんはもう1人し
か残っていないが、時間の問題ではある。そのときは極力、足を運ばねばなる
まい。考えてしまうのは、膨大ないとこたち。実際、亡くなる人もボチボチ現
れているのだが、ここまで範囲を広げると大変な費用負担になる。ここが線の
引きどころかな、と考えてしまう。
 実は先日、野球部の後輩が亡くなった。これが2人目だが、急な知らせで知
人に香典を頼むのが精一杯。でも、野球部の同期、監督、お世話になった先輩
が亡くなったらどうしよう。とくに監督は恩人みたいなものだから、優先度は
高くなる。仕事関係では、過去に恩人と呼べる2人の葬式に参列した。ともに
私の本を出してくれた人なので、当然といえば当然の話。私の近親者、妻の血
縁者にもしものことがあったら、これもスルーできない。この世に生きている
限り、義理張りはついて回るのである。
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