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2019年05月14日05:44

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小噺0202 貝毒

「海のミルク」と言われる牡蠣、美味しいですよね。あのプルプル感がたまりません。基本的に貝類が苦手なボクですが牡蠣だけは例外なんです。以前どこかの雑誌に、牡蠣の殻をコジ開けて身を取り出す(難しい!)、というエッセイを寄稿したことがありますが、手をキズだらけにして自分で採った生牡蠣(殻に入ったまま)にレモンをギュッと搾って食するのはサイコーです。
でも胃腸が弱いボクは生牡蠣を食べると必ずと言っていいほど下痢をします。「生食用」でも(「加熱用」を生で食べるような暴挙は行いません)。下痢、ツラいです。それでも食べてしまうオレはアホか?

この下痢の原因はおそらくノロウイルスだと思いますが、もしかしたら「貝毒」かも。1個の貝は1日に数百リットルもの海水を浄化してくれるのですが、その過程で海水中の毒素をため込みます。そして貝を食べた人間はその毒素を取り込んで中毒症状を引き起こすのです。これが所謂「貝毒」です。

貝の種類によって実に様々な毒素をため込むようですが、怖いのはホタテ貝。ウロの部分にカドミウムが蓄積されるのですと。イタイイタイ病の元凶となったカドミウムですよ!ホタテ貝のウロは食べてはいけません。「君子危うきに近寄らず」です。

ところで、ホタテ貝の仲間に桧扇(ヒオウギ)貝というのがいます。愛媛県などで養殖されている二枚貝で、大きさ・カタチはホタテ貝とほとんど同じですけど色が!黄色、オレンジ、赤、緑など信じらルないほどカラフルです。表裏で色違いのモノもあるそうです。
フォト

フツーのホタテ貝と同様、貝柱を刺身・バター醤油などで食するそうで、旨いとか。でもウロは絶対に食べてはいけませんよ!
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