mixiユーザー(id:5605203)

2019年04月08日05:22

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物数

フォト

昨日見た服は、今日も飾られていた。
夜の方が照明でよりキレイに見える。

『「物数を尽くす」 世阿弥』
洋服デザイナーの座右の銘。
朝、電車の中で読んでいた。


数を尽くした人にだけ見える世界がある。
そのブランドの服にはすべて、
左側に小さなアルファベットのマークがついている。
知っている人が見ると、一瞬でブランドがわかる。
見えないところで、一番いいラインを、
計算されて作られているのだろう。

微妙な違いで、
かわいく見えたり見えなかったり。
縫製の美しさも、こだわって作られた印。



よく動く服、
同じ形でも動かない色もある。
多くの人が選ぶ服は、
かわいかったり、着やすかったり。

動かない色は、ちょっと難しい色。
万人受けではない感じ。

ハンガーに掛かっている時と、
実際に着た時と、イメージが変わる服。
試着しないと良さが伝わらない。
服が好きな、おしゃれな人にしか
売れなさそうな気がして、
動くのは難しい気がしていた。

どう勧めるか、勧めたい人は現れるのか...。

好きな服は、無条件に勧めている。
きっとおしゃれに見える確信を持っている。

似合う選択肢が広がるように、
先入観にとらわれないために、
本を読んでいた。もっと読みたい。
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