新しい服を着ている。
春物フリルのブラウス。
かなりガーリーなデザイン。かわいい。
久しぶりにブラウスを着ている。
きっとこの仕事に出逢ってなかったら、
こんなかわいい服を着ることなかっただろう。
シャツやブラウスより、カジュアルなカットソーが好き。
普段着は、動きやすさ重視。
薄いピンクはベージュっぽく見える。
こういう服着ると、メイクも甘めにしたくなる。
ピンクのチークとリップがいい。
かわいいーっみたいな。
リップを塗ると、見た目評価は高くなるが、
唇は、荒れる。肌にいいとは思えない。
先入観があるから、普段は色をのせない。
食べる時は、絶対に落とす。
昔、食堂で美容部員の人が、
キレイ塗った口紅をキレイに落としてから、
ランチを食べている姿を見た。
衝撃的だった。それからずっと真似している。
歯医者と美容室行くときもつけたくない。
メイクが崩れるのが嫌だから。
リップ着けてるかどうかで変わる空気もあるから、
ちゃんと色のせて、美容室行くときもある。
本当は、塗りたくないのにね。
塗ってるだけで変わる人の気分があるから。
機嫌があるから。それで変わる未来がある。
口紅を塗る気遣いと心許した色なしの唇。
誰かを喜ばせる気遣いは、命を削っている。
それが見えたら、もっと。
『誰かに気に入られようとするのは、
絶対に勝ち目のない生き方だ。』
(「好きな服だけ着ればいい」 レイチェル⋅ロイ 著より)
ログインしてコメントを確認・投稿する