私もよく利用している「宅ふぁいる便」。大阪ガスの小会社がサービスを提
供していることまでは知らなかったが、ここでも情報流出が起きた。生年月日
やパスワード、メールアドレスなどの利用者情報だが、その数なんと480万
件。となれば私のも含まれているのだろう。具体的な被害は確認されていない
そうだが、クレジット情報まで提供している有料会員の人は心配だろう。
私が利用しているのは300MBまで送れる無料会員。プロのカメラマンは
ファイヤーストレージを使う人が多くなっているが、私らが編集者などとやり
とりする画像データが100MBを越えることはまずない。だから「宅ふぁい
る便」は重宝するし、たぶんこれからも利用するはず。でも、サーバーに不正
アクセスした犯人は何を目的にしたのだろうか。
自分でも脇が甘いとわかってはいるが、これだけいろんなサービスでパスワ
ード設定を要求されると、どうしても似たようなものになってしまう。ネット
バンキングだけは実害を被らないように気を付けているつもりだが、正直、自
分でもパスワードがわからなくなっているサービスが少なくない。たまに入力
を要求されたりすると、頭の中が真っ白になってしまう。便利なようで、どん
どん不便になっているような気もするのだ。今回の一件もその警鐘ととらえた
方がいいのかもしれない。
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