鳥人間冬の陣2019

一昨日から、ひどい神経痛に悩まされている。

何年か前までは、慢性的に体の一部が痛んでいたが、いつの間にか収束していた。
その後、全身が痛む症状が年1・2回のペースで発生しているが、いずれも短期間で収束。
もはや冬の恒例行事と化している感があるが、この冬は今回が初の試練となっている。

どうやら、今回はかつてないほどの重症らしい。
普段は寒さなど屁とも思わないが、昨日などは寒さが骨身に染みるような悪寒があった。
日中もダルいし、夜も熟睡できない。
階段の上り下りだけでもつらい状況で、まるで何十年も老け込んでしまった気分である。

間が悪いと言うべきか、こんな体で家事のすべてをこなさなければならない。
訳あって、定期的に家の留守を預かっているのだが、今回は明日までなのである。
昨夜もなんとか手抜き料理を作ったのだが、何を食べているのかさえわからない有様。
今朝起きて、症状はむしろ悪化していることにドン引きするばかりであった。

原因が何一つわからない。
何らかの理由で神経が圧迫されているのだろうが、下手に動かすとろくな目に遭わない。
38℃くらいの温泉に一日中浸かっていたい気分だが、気分だけでやり過ごすしかない。
自室で淹れるコーヒーがやたら美味く感じられるのが、唯一の慰めだろうか。

うつ病で苦しんだ過去の生活を思い出せば、贅沢な悩みなのだろう。
当時の私は電池切れ、もしくは回路が断線して電気が流れなかった状態に喩えられる。
つまり、気合だけではどうにもならなかったということ。
それに比べて、今は自分の意志で動けるのだから、これほど幸せなことはないだろう。
体が痛むのは、生きている証拠に他ならない。

「不自由を常と思えば、不足なし」　徳川家康

以上、今日も開店休業状態の鳥人間でした。