私、普段はほとんど缶コーヒーを飲みませんが、車で長距離を走った時、サービスエリアなどで缶コーヒーを飲みながら休憩します。ショート缶の微糖のホットを選ぶことが多いでしょうか。数日前の福島出張では“東北限定”という言葉に釣られましたw。
ほとんどの建築現場では、午前10時と午後3時は職人さんたちの休憩時間と決まっていて、私が設計監理で訪問している時、黙っていても誰かが缶コーヒーを差し出してくれますね。
サラリーマンだった時も、午後3時ごろになるとよく缶コーヒーを飲んだものです。その時間、なぜか同僚が自販機コーナーに集まることが多く、缶コーヒーを片手に数分間の「飲みュニケーション」になることが多かった。そういう時間に得られる情報は勉強になることが多かったです。数年前にTVで放送されていたドラマ『半沢直樹』でも、銀行の屋上で半沢と部下3人が缶コーヒーを飲みながら、密談するシーンが印象的でした。という点では、缶コーヒーを飲み干す数分間のコミュニケーション・アイテムとも言えそうです。
先週末の母の誕生会で清涼飲料水会社の茨城支店長をしている義弟と会った時、「最近、缶コーヒーが売れなくなってきた」という話を聞きました。若いサラリーマンは缶コーヒーよりも、ペットボトルのコーヒーを仕事をしながらチビチビ飲む傾向にあるらしい。彼らは自分の世界に没頭して仕事をするので、同僚間の対話は必要最低限になってきているようです。缶コーヒーひとつだけみても、私がサラリーマンだったころと様相が違ってきているようですねw。
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