もとに近い環境や使い勝手に戻すのに
なんかToDoリストとかでできていくもんでもないし
やっていくうちに「アッこれ入れてない」「あっこれどけてない」みたいなのを
徐々にかつ毎回ちょっと時間かけてやってかなきゃいけないの
やっぱりめんどくさいわね!
まあしかしおかげで日記もかけるわよ!
忘れんうちに10日くらい前のセッション日記をちゃんと今度こそ。
先々週土曜日は央華封神、悪太郎氏GM。心配事が増えていく一方の巻き。
先々週日曜日はBoA3、悪太郎氏GM。恒例書初めの巻き。
信念でメンツをそろえることに成功した央華、
あと数話、頑張って進めていきましょうの流れ。
なのですが、
前回の流れを思い出すだけでも、
心配事がたぁくさんあってどこから手を付けても別のところに手を出す余裕がなくなる状態。
仏教の早すぎる苛烈な流入、
修羅たちとの戦線、
竜宮の勢力が一部壊滅、
天界と仙人界の、意見の差からくる対立と、
影響力の強い師匠連中の謹慎命令……。
それに加えてPCたちの個人的な因縁への対処は何種類も解決していません。
そのいずれの大事も、
陰陽世界の真実として提示された
「裏の央華」、こちらでは起きていない歴史が起きている世界との連絡路が開き、
本来ならあり得ない可能性が実現しつつあるためだ、といわれはしているのですが……。
そして、手を付けていこうとする矢先に、
守っておきたい集落への修羅の攻撃、
仙人の別勢力による、我々(というより、師匠である”貧乏神”の弟子・甥姪弟子)を拉致しようという動きの
三つ巴のケンカがさっそく起きたかと思えば(今日はもうボス戦やったでしょ?と後で言われる強力な敵でした)、
”疫病神”である役人、何度とお世話になってきた朱墨子先生のお出ましにより戦闘はわやくちゃ、
彼の曰くでは、天界からの招致令があると……。
どうやらおそらく、「貧乏神」である総師匠を次期天帝の座に擁立して
天界と仙人界のパワーバランスを変えようという動きと
それに対抗しようという動きが交錯しており
そのための交渉材料となる我々弟子連中の身柄を誰が握るかというのが大事になってくると……
二人ほど直弟子じゃないPCもおりますが、
まあ利用しようという勢力からすれば大して変わっちゃ見えますまい。
わ、私たちって人質的な価値あるのかな……?
というわけで、
「つかまってみて天界の様子を見てみる」役一人と
天令から逃げてでもほかの作業に手を出す人たちに別れようという話になり、
逃げる側の連中は、
おそらく「龍脈」を伝って央華全土に調査の手を伸ばせる
真面目役人の疫病神様の手を振り切るため、
こちらもかねてからお世話になっている、結界性能の高い苦労性の門番神のもとに駆け込みます。
さあ、こっからどうしようか……。
つかまった側は、同じように身柄をとらえられている、「世界の裏側」の真実につながる文書を持っていた人間の剣士と再会し、
それ以外は天界の動きなど見事に匂わせもしないもので、
彼を伴えたことを幸いと、数日かけつつも脱走して来ます。
対して人数いるほうは、
追手の疫病神様とて(本人に全くその気がなくても)天神の血筋、
次期天帝というのなら
冥界が仏教地獄に書き換えられる段取りで大混乱しているという情勢を調べに行っては、
以上に領土が増えた割には全然職員が足りずガランとしてしまった冥界で、
なんと、かの趙公明に邂逅し、
彼といろいろ交渉の結果(上手なダジャレを交し合って気に入られる……ために酒飲みの後輩NPCポーラを頼る)、
現在、天界に弓引かんと多くの専任の手綱を握っている元・聞仲が、
何を旨としてそこまで事態を大事にしているかというと、
元・妲己が殷は紂王の子をまだ胎に宿しているという情報があり、
これを捨て置くことのできない殷の太師は、
仏教の流入で求心力を失っている天界の版図を今ぞと掌握しようとしているのだとか……
だいたいそのくらいまで事態を飲み込んで、
とりあえず今回はここまで。
各種、実際に解決に向かっていくのは次回以降かしら。
ほんとにもう個人的なものだけでも
所縁深いバイロウアンの村は心配だし
そこをまとめてるレイシさんは心配だし
そこから天将になった将軍やいまだに残っている武将さんは心配だし
そこで因縁のついた女性の霊は心配だし
彼女の夫も元恋人の剣士も心配だし
裏世界から来た「死んだはずの彼女の娘」は心配だし
我々を欺いていた元東海竜王は心配だし
いつもお世話になった南海竜宮と竜王は心配だし
そこんちの息子さんは心配だし
邪仙ですら、今は仏教という敵と対するとき、
かつて言葉や交渉上イロイロ交わした邪仙さんは心配だし、
仙人ならずとも戦ったり和解した、野菜とかヤドカリとかアニサキスとかの精や妖怪の方々は心配だし、
修羅に土地を乗っ取られてた夜魔の一族やその首領は心配だし、
ご苦労を目撃してきた店の役人さん方は心配だし、
謹慎食らってる師匠連中は心配だし、
来世で三蔵に生まれ変わるという予定の後輩仙道は心配だし、
初めて弟子を持ったという師叔も思うところがあるようで心配だし……。
他PCの妹さんとか、直接のお師匠様がたは、
心配する権利自体、担当の方がお持ちのはずですしお任せするのが筋だとは思いますが、
それに漏れてる人だけ並べてもこのありさま。
誰のところに駆けつけても他の人をないがしろにしかねない……。
みんなこの激動のあり様の中、だいじょうぶなのかしら……。
日曜は打って変わって
やりたいことはでっち上げてでもやらねばならない使命感の暴走が求められる。
年明けに読んでいただける筆の猟兵です。
今回は、複数の伝説がごっちゃになって
Aの神話持ちがBの権能を乗っ取ろうとする(当事者は望んでなかったので、黒幕の手引きで乗っ取らされそうになる)みたいなお話。
少し前、「沈まぬ太陽」の英雄伝説とごっちゃにされかけた「不死王の息子」NPCが、
今度は
・不死であり
・バラバラに散らばったかけらを集めると復活する力があり
・太陽であり
・月の豊穣神を嫁に迎えている
魔人皇帝シャハス(のかけら)やんけ!!
という疑惑をかけられ
見とがめた騎士修道会に宣戦布告されてしまうというお話なんですが
その不死に死を与えるすべを求める一念で
クスコの古代図書館にたどり着いた女性騎士などおりまして
うむ
色々吹き込むしかない
その「儀式」が成立するなら、
私ももっといろんな噂を流していくしかない。
おもしろくなあれ。
というわけで、
娘には不死ごと世界を滅ぼす方法を勧め、
なり上がろうとしてるのは「不死王の子→シャハス」ではなく、
その立場の変遷を用いて、一度倒されすっかり影を潜めた、彼の妻「祟り神ジャッコー」の権勢を、
魔人皇后メローディアから簒奪するためにやってるに過ぎないとか、
教会と不死人の戦争という緊張状態に巻き込まれたくない公人に、「だからこそ武力介入が必要」都のたまったりだとか……
もちろん、
話を進めるためにやってますよ!
しかしこれに輪をかけて、
嵐人アーグリフがこの戦いに参戦して「太陽落とし」を成立させようとしてるとか
この「政治的」でありながら「情勢的」でない珍しい戦争を娯楽として特等席で見たがる人たちがいるとか
まことしやかなことが次々起きては以前のうわさが塗り替えられていきます。
……調査のさなかに、とある故人の魔術師が浮かび上がってきます。
「人の認識の遷移による、神話世界や現実世界の改変」。
誰かがそう思い、誰かがその通りだと思い、ソレをやればコウなると誰もが思っている以上、ソウなってしまう、ソウだったことになってしまう
そうした「集団心理由来の言霊魔法」に造詣の深い魔術師の
生前にかけた魔法がよく効いたのだとのこと。
すなわち、「まったく無制御に人のうわさを伝播させていったら、どこまで世の中は変わるか」。
噂を信じ、また広めるという人の特性をばかり増幅させるすべを用いて、
騎士修道会から周囲の人々、世界の運命を握る公人に至るまで、
「ちょっとだけ信じやすく」「想像に基づいて行動しやすく」なるような魔術土壌が、
悲願かなってというか
ここまででかくなり、
シャハスやメローディアへのアプローチにすらなりえている。
すさんだこの世にほんのちょっと潤いを与えてくれる、
これは尊敬できる先達がいたものだなあ。
長い間住む城が現世と切り離されていたのが悔やまれる。
戦争まっしぐらに生きそうなヒルデガルドにPCNPCとも頭を悩ませていただきつつ、
おかげで聖痕者には効かないこともわかりつつ。
ケルバー伯、 ……イイ顔するじゃあないですか。ご苦労が、にじみ出たいいお顔。
しまっておきます。心の宝石箱に。
最後には、その「生まれかけていた不死王シャハス」のなりそこないみたいなのを魔術的に召喚し、
これをやっつけて、渦中の不死王の子は関係なかったんだよという形を作成することでEND.
GMの出目もまたPCのアクセラレーション攻撃を出目だけで3回無効化してくるというものでしたので
良い嫌がらせの連鎖(!?)。
そんな感じであけまして……ああだから喪中だったんだってば。
先週分をできれば間を置かずに書いてしまいたいところだわ。
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