mixiユーザー(id:5753041)

2019年01月15日18:12

130 view

ジレンマトラウマ

ありがたいもので、今の私は何不自由なく暮らしており、将来への不安もないに等しい。
心の病は過去の厄災となり、今では私のアイデンティティーを構成する一要素となっている。
「時間が解決する」という言葉は、どうやら強がりから生まれた大嘘などではないらしい。
ただ、私が全人生の1/3を病人として過ごしたのは事実で、その損失は修復不可能である。
これから先も、心の傷は何らかの形で残存し、無念が晴れることもないだろう。

私は以上を踏まえ、より明るい未来を築く努力をしなければならない。
しかし、ここ2年ほどはその動きが完全に止まっている。
動きたいのは山々だが、その思い以上に「ブラック県庁」と絡みたくないからである。

ブラック県庁をブラックたらしめるもの
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1957165764&owner_id=5753041

上の日記を書いた直後、山梨県議会へ窮状と事態解決を訴える陳情を行った。
しかし、結果は事実上の門前払い。
私は知人を経由すれば県議に直接相談することも可能だが、少し動きを止めることにした。
そして、何事もなく現在に至っている。

山梨県庁とのメールのやりとりは不発に終わったが、情報は十分に集まった。
それに加え、時間の経過による視野の拡大で、事の全容が見えるようになった。
それにしても、ずいぶんと「tragedy」な組織である。
その実情を知れば、「公務員は安定している」などと、誰も思わなくなるだろうな。

私が抱えている試験成績書の問題は、単に元上司たちの外道ぶりが招いたものである。
一連のやりとりで、彼らが新人に結果だけを求めていたことが、改めて浮き彫りとなった。
私は採用一年目の約5ヶ月間、試験場の都合で担当のリーダー代行を強要されている。
「店長代理」を務めた私だが、彼らの態度は「2週間で辞めたバイト」に対する扱いである。
教育的要素など皆無であり、私の命運は早々に尽きていたのだと痛感させられる。

彼らが行った研究への変更は、新たな予算枠における研究費の確保を目的としていた。
よって、私を担当者から排除する必要はなく、事前に特別措置を議論することが可能だった。
ところが、すでに試験場を去っていた私は部外者として扱われ、存在が無視されたのである。
試験研究は農業技術職が担当する一業務であり、異動で部外者となることはあり得ない。
彼らは私の苦労と疲弊を知りながら、担当者として記録にさえ残さなかった。
そのくせ、研究における私の落ち度は、しっかり異動先へ報告されているという始末である。

この一件は、山梨県庁におけるすべての不利益と密接に関連している。
不利益全体については無理だが、成績書については確実に解決できる自信がある。
問題は、その気になる気配がまったくないことである。
忌まわしい過去を捨てたいが、それにはブラック県庁という大きなストレスが立ちはだかる。
結局、そうした葛藤が私の動きを止めているのである。

私は「山梨」というキーワードを認識しただけで、顔面に軽いジャブを喰らった気分になる。
単発なら問題ないが、さすがに何発も喰らえばダメージになるだろう。
こうした状況は明らかに異常であり、克服できるものなら克服したいものである。
ただ、私のトラウマはかなり深刻なものらしく、容易に事を運べないのが現状である。

かくして、私の「だましだましの生活」は、もうしばらく続くことになる。
幸いなことに、私の心はバランスが保たれ、まるで春の海のような穏やかささえ感じる。
そうした平和に水を差すものがあっても、それが「遠雷」程度ならまったく問題ないだろう。
それで納得するしかないだろうな。

今年、障害年金の受給にかかわる審査が予定されている。

障害年金の受給とその意味
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1955430129&owner_id=5753041

残念ながら、減額はほぼ確実で、全額打ち切りも覚悟しなければならない。
トラウマは障害として扱われず、審査の対象にはならないらしいのである。
蓋を開けてみなければわからないが、それによって私の心がどう変化するかが焦点である。

就職先を誤ると、こうなるのです。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する