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2018年11月11日08:45

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ミニ四駆を考える

おはようございます、月影TAKAです。

1年3ケ月の間、ミニ四駆から離れて最近「2周目」としてライトホビー枠で再開しました。
ここで考えられる「2周目」という考え方とは「一度離れて考え方を整理した周回」という事ですね。

1周目は言わずもなが約2年前ぐらい(ジャパンカップでBエアロアバンテ使っていた頃)。
この1周目は楠みちはる先生の「湾岸ミッドナイト C1ランナー」で言えば「黒い伝説」という考え方ですね。
同作に出てくるRYOというキャラが過去に湾岸ガチ勢として伝説作っていた時代があるから、それを基に現在のRYOだったキャラが冷静に状況を判断できるという考え方です。
これを準えると、私も2年前に色々考察したりマシンとどう接すればいいかを色々研究した結果、現在の2周目では1周目ほど慌ててはいないという状況になっています。

ここで問題ですが「2〜3年前のミニ四駆事情と比較して現在はどうか?」と言われたらむしろ「衰退した」と判断できますね(第2次ブームの末に似ています)。
ある意味言えば「これが普通のミニ四駆の反応」かもしれません。
大体2014〜2016年の時代ではよくに「第3次ブーム」としてタミヤ系以外の雑誌やテレビで芸能人起用して作ったりレースしたりしていたけど、要素としてちょうど2年前ぐらいから止まった気がする。

そもそもミニ四駆の情報が安定した理由は個人的に考えられるのはこんな感じ
「ミニ四駆がミニ四駆という製品として今の姿を取る限り進化することは無い」という事だろうな。
理由は「コンセプト」という内容となる。
ミニ四駆とは元々「ラジコンの簡易的な小型模型」としてプロポ操作できず直線を走らせる野外走行用のおもちゃだったんだよな。
それに「道」としてコースを設ける事で競技性が生まれて現在のジャパンカップ等のレース方式へと変容した感じである。
そして、コースは家庭用の「OHC(オーバルホームサーキット:PP材)」、大型の「JCJC(ジャパンカップジュニアサーキット:ABS)」、公式大会用の「5レーンコース(市販はおそらくABS。外注品・公式用は謎だがABSよりも硬い素材)」となる。
そして、ミニ四駆に求められるのは基本的に「まっすぐ走って、コースを攻略できる要素」であるが、別にそれ以上は求められていない(むしろ現在のコースでそれ以上別の要素を求めた場合、それは蛇足となってしまう)。

それに現在の「立体コース」だが、立体コースを構成するスロープは実は「立体コース用ではなかった」という実話が存在する。そもそもあのスロープの色にも特徴があり、色の順を言えば「緑⇒赤⇒オレンジ」という順で色が変わっている。
ちなみに4年前ぐらいでは赤色だった。(現在はオレンジ色である)
で、たまに見る緑色だが実は「赤色の前が緑色だった」事が判明している。
そして、現在の立体コース用のGUPである「マスダンパー」が出る以前から実はこの緑スロープは発売されていた。
ここから実は「緑スロープは立体コース要素の為に開発されたコースパーツではない」という理論が完成する(そもそもマスダンパーの原型はダンガンレーサー用の金属パーツを長ねじに通して衝撃譲渡パーツにした所から発している)。
つまり立体コースは「このスロープを使った難易度の高いコースができた⇒これを攻略して楽しむ遊びを立体要素という」法則があるんだよな。
つまり「そんなスロープが無ければそもそもマスダンパーもできていないし、ミニ四駆もこういう進化はしていない」と分析できる。
ここから「ミニ四駆が更なる進化をしようとすれば新しいコースパーツが必要になる」となるんだけど…それが事実上頭打ちになっているんだよな。
そもそも、旧クラシックコースのイメージは「首都高・高速道路」の様な物で飛んだり跳ねたりせずに地面を激走して速さを競う走らせ方である。
そして現在の立体コースのイメージは「WRCのラリー競技」のようにジャンプや不整地を走破する走り方ですね。
しかし、実車でできる競技の限界上「平地レース」と「ラリー競技」以外で言えば「相当な異種格闘技」ぐらいしか見たことが無い。
例えば「モンスタートラック競技」や喧嘩バトルで有名な「WTCR」ぐらいかな。
つまり「車という形態をとる以上はこれ以上進化のしようが無い」という事に多分大半のユーザーが気づいたのだと思うわ。
ここから「ドローンレース」や「RCボートレース」等の多種競技もあると予想できるわな。

で、ここからが重要だけどミニ四駆を考えた場合「どこに拘りを持つか」とすればやはり「育成要素・整備性」だと私は考えるわ。
上記で語られている以上「コース特性でこれ以上進化しない」のはおおよそ見当がつく(もしすればジャパンカップからできた要素を製品に反映させるパターンだろうな)。
で、マシンの方も「旧シャーシの現代版」として新シャーシは出てくるが、基本原理は変わらない(改造方法ではそれ以上が存在しても安全性と製品強度の点で現在が限界点だと思う)。
となれば「別要素でポイントを見つける」ことなるが私なら「コスト」の点でポイントを見つける。
いわば「ミニ四駆の部品はモーターやシャーシに至るまですべて消耗品である」という点だが、「整備したパーツと放置したパーツでは部品の寿命が異なる」となるんだよな。
特に金属パーツの大半は外気に触れて酸化していく為、サビや白化して劣化しやすくなる。
また、ミニ四駆の金属パーツは製品段階で少量だがオイルが挿されており、これが回転をスムーズにしている場合もある。しかし、オイルが切れた場合は金属部品同士の摩擦抵抗が大きくなってパーツの摩耗が激しくなる。
こういった裏要素を隠して表面だけの改造方法を推奨した場合は結果的に「遊ぶにしてはコストがかかり過ぎる遊び」として大人でもはじめ少しやって次第に辞めるユーザーが続出する(コストの帳尻が取れない為)。

結果的に現在のミニ四駆を比較的好んでやるユーザの大半はおそらく技術職だと思いますね。ミニ四駆は基本的に電池とモーターを介した簡単な回路を持ち、ちゃんと整備して組み上げればその手際がそのまま走りに反映されるため「簡単で地道な整備性が要求される」として手先の鍛錬としては丁度良い趣味だと思います。

今日はこんな感じです。
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