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2018年11月05日00:00

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ホームタウンでこのひとの人となりに触れる … 結花乃さん2ndワンマン(10月27日@富士)

やっぱり、地元でなければできないステージだったと思います。
当日記筆者は、今年の夏に”突撃”するかのように聴き始め、今回でようやく4回目の参戦るんるん。過去にはこんなことが…などと言えるほどのうんちくはないはずですが、それでも、これまで筆者が観てきたステージでは、ひょっとするとギュッと抑え込んでいたかもしれない想いが、自然とあふれ出たような光景を目の当たりにすると、”がんばって”というよりも、”これからも見守っていくよウインク”っていう感覚になったのでしたぴかぴか(新しい)


というわけで、9月は敬老の日以来の結花乃さん。今回で2回目というワンマンコンサートは、このひとの地元である静岡県富士市での開催です。

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なんとなくデジャヴな光景…。そう、7月は七夕の日に、同じく富士市が地元の如月愛里さんのワンマンのときもお邪魔している、富士市文化会館、愛称「ロゼシアター」が、この日の舞台であります。

10月上旬の台風接近時の臨時出社分の代休を取得して、この日から3連休とした筆者。”たび”の時間も7月の時よりは余裕があるはず…ということで、富士市へのアプローチは、愛里さんのときとは異なる、「かいじ号」→「ふじかわ号」の甲府経由の組み合わせ。幾分”鉄分濃いめ電車”です(笑)。

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中央線で大月の先の山を越えたあと、車窓一面に甲府盆地の風景が広がる瞬間が、このルートの白眉の一つですが…

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「ふじかわ号」が走る身延線の南端近く、延々と富士川の谷に沿って走る区間が終わると、急に視界が開けて、富士山のふもとに広がる富士宮、そして富士市に続く街が、同じように車窓いっぱいに広がってくるのですね。ここは初めて乗った区間ですが、こんなところにも感動的な風景がありましたぴかぴか(新しい)

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自宅のある千葉市を出るときには、まだ雨が残っていましたが、道中、そして富士市に到着したころにはすっかり晴れて、少々暑いくらい…晴れ。お天気も祝ってくれているのかな?と思わせてくれます。10月下旬にも関わらず、持参の扇子が活躍する待ち時間です…。

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しばらくすると開場。指定された席は、前から3列目の、ステージに向かって少し右寄り。通路を挟んで左側が、「アンバサダーエリア」(ファンクラブのようなものらしいです…)という配置ですので、まわりは結構にぎやかです。極端に斜めで観る感じにもなりませんから、絶好の場所ですね手(チョキ)


お花もたくさんチューリップ。愛里さんの時も、地元のいろんなところからのお名前が垣間見えていましたが、現在も富士市在住という結花乃さんのそれは、一段と地元からのプッシュが目立ちました…。お花に始まり

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富士市自体が用意しているメッセージボードに撮影ブース

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さらには、富士市のサポーター登録なるものまで出ていました。なんだか総動員での出陣祝いという感じですねチャペル


開演より前に、オープニングを飾ったのは、まずは市役所のひと。「シティプロモーション課」というのがあり、そこで、結花乃さんの曲でもあるプロモーションソングムード「いただきへのはじまり」の宣伝をされていきます。

#ちょうど、この垂れ幕についたテーマソングです。

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多くの街でよく見かける「商工観光課」といったあんまり面白くない漢字書きの部署ではなく、ずばり”シティプロモーション課”。これなら、ゆかりのひとにも存分にフォーカスできますね。筆者が育ってきた、近畿地方北部のどこぞの街とはえらい違い…ですあせあせ

続いて、オープニングアクトに平村優子さん。本編でもコーラスサポートをされていますが、一曲入魂のこの時間は、優子さんのふるさとへの想いを表現した…というべき「ありがとう、娘より」をセレクト。このひともふんわりした空気感が第一印象の方ですから、このようなシチュエーションはうってつけにみえます揺れるハート


そして、定刻を若干回ったあたりで本編へ。この日のステージ、結花乃さんご本人を入れて最大9人編成。こういったところからも、だいじな節目であることがわかります。
第一幕は”ふるさと”にフォーカス。お衣裳は、この夏多かった赤いドレス。のちほど登場する、NHKみんなのうた起用曲「きんぎょすくい」バージョンですが、ここでは地元への情熱の紅というイメージでしょうかぴかぴか(新しい)

まずは件のプロモーションソング「いただきへのはじまり」から。軽やかな曲調も手伝って、最初から盛り上がっていきます。あくまでも前向きなオープニングです。千葉市からでも富士山は見えますが、間近でお姿を望めるこの街ならではの感覚が、存分にうたわれています指でOK

前向きなおはなしはさらに続き、やはり軽やかな曲調の「ぼくらのサンセット」、そして聴きようによって、こどものうたにも大人の気合い入れの歌にもなる「明(るい)日」とセットが進んでいきます。前向き曲の王道的な「ぼくらの…」、そして初めて聴いた時、”そんな発想したことなかったexclamation ×2”と度肝を抜かれた「明(るい)日」。どちらもこのひとでないと作れないうただろうなと思うわけです。

現在の”結花乃さん”になってから最初に作ったという「トントン〜帰り道〜」。原点にふれたあとは、そこから現在のこのひとに続いていくためにたどった道を見る感じ。一青窈さんの「ハナミズキ」のカバー、童謡「ふるさと」と続いて、第一幕のラストは「特別な場所」。こちらも地元富士市のことをうたった曲。こうしてみると、たしかに地元への想い…というか、うたづくりの発想のようなものに、大きく影響しているなっていう印象があります。


少々のインターバルをはさんで、第二幕は”いまのゆかのさん”。セットは最新の音源である「きんぎょすくい」に収録された4曲全て。一方、お色直ししたお衣裳はといえば、ちょっとびっくりするくらいふわっとした、水色のドレス。一説には”富士山ふうコスプレ富士山”といううわさがあったとかなかったとか(笑)。

最新音源といっても、やはりそこには結花乃さんのひととなりが多分に現れます。
もともと看護師さんだった経験が、曲の着想点に入っている「きんぎょすくい」。単純に聴いても幻想的ですが、ひらがなで書かれた部分の多い歌詞を読んで臨むと、はかなさと愛情が加わって、曲の厚みが増すようですぴかぴか(新しい)
「パチパチ、線香花火」「100%ハンバーグ」「Gum」は、そのどれもが、結花乃さんの身の回りの出来事に着想点があるのではと、改めて思う次第。ただし、衣装がふわふわなドレスリボンですから、中で一番似合っていたのは、「パチパチ、線香花火」だったような気がします。雨の中、ふたりだけ…というシチュエーションですが、その心の中は、やっぱり”お祭り”。ワンマンコンサートという”お祭り”を存分に楽しまれているようにみえましたるんるん


ちょっと短いかな?と思うくらいのタイミングで、2幕構成の本編は終了。当然のごとくアンコールが沸き上がります。
しかし、長めのアンコールは、第三幕ともいえる”これからのゆかのさん”を想うとき。もっとも、衣装はさきほどの水色のドレスの上に、白基調のグッズのTシャツ。しかも、ドレスの上から着られるように切れ目が入っている、ステージ専用版ウッシッシ。結果、いちだんと”富士山っぽいコスプレ富士山富士山”になっていくわけであります。これから書いていくように、第三幕には相当まじめなところがあったはずなのですが、ちょっぴりおちゃめなところもありますね手(チョキ)

さて、その第三幕。まずは新曲の「一緒に未来へ」。地上波ではありませんが、テレビ番組の挿入歌だそうでして。
その作詞には、川嶋あいさんが入られています。”初めて自分で作っていない曲を唄う”そうで、曲調が確かに結花乃さんのものとはちょっと異なるのがわかります。ただ、違うんだけれど、このひとのキュートなお声が活きてる曲であることもまた事実。恋愛ソングの範疇ではありますが、あくまでも”前向きソング”でもあることがポイントのようです。


そして、締め曲として登場したのは、相当前からの曲で、でもまだ”未発表曲”の扱いである「ハクモクレンの木」。映像配信にはリリックビデオがアップされていますので、いつでも全編を聴くことはできまして、そこではあくまでも”前向き”な味付けにという印象がしていたのです。

ところがです。この曲に入る前に、ご自身も”長くなるから覚悟して聴いてね”と添えたうえで、この日にたどり着くまでの物語と、まだ見ぬこれからの物語を語っていかれます。
初めて垣間見た”弱い部分”。きっと関東でのステージでは、ぎゅっと抑え込んできたと思われるであろう部分涙。それが吐き出されていきます。筆者も思わず涙…。(そんなことあるはずがない!! 少なくとも筆者は一聴で魅せられたんだよ!! このホールにこんなに味方がいるじゃない!!) …と思いながら。


地元で確実に支えてくれるひとの前でないと、たぶんここまでおっしゃることはなかったのではないかと思う、そんな光景ぴかぴか(新しい)
この光景を受けたあとの「ハクモクレンの木」には、もちろん生歌ということもありますが、やはりというか、それまでとは比べようのないパワーが宿っていたように感じます。まさに”これからのゆかのさん”の決意表明だったのだと。



あっという間すぎて、まだまだ結花乃さんの世界に浸っていたかった…というのが、終わったあとの正直なところ。やはりゆかりの地で執り行われるステージは、いつもに増してパワーが宿るもの。その場所に立ち会えたことが、1週間余りたってもまだ心をほわっとさせてくれます。


これからも見守ってゆくねウインク
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