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2018年11月04日10:00

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「イラン人と立ち話」鹿島のACL決勝その1

昨日11/3文化の日はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝をカシマスタジアムで観戦。私が熱心に応援している鹿島アントラーズは、国内の主要タイトル獲得数は19と無双していますが、ACLだけはまだ獲れていません。水原三星(韓国)との準決勝は激戦でしたが、なんとか決勝まで勝ち上がりました。今回は大チャンスです。決勝の相手はペルセポリスFC(イラン)です。準決勝のアルサッド戦をスカパーでみた限り、守備が堅そうなクラブでした。

普段ならキックオフのギリギリにスタジアムへ滑り込む私ですが、昨日は超大観衆のため渋滞が予想されたので、キックオフ4時間前に到着しました。スイスイと2時間弱で到着。車内ではずっと、私の勝負曲のショスタコーヴィッチの交響曲第10番をガンガンと鳴らしてきました。帰宅する時に渋滞を回避できる位置の民間駐車場にマイカーを預けて、スタジアムへプラプラ歩いていた時のことです。ペルセポリス・サポが入場するゲートの前の広場で、大きな外国人3人と遭遇。どうみてもペルセポリス・サポ。私は鹿島ユニを着てました。早足で通過しようとしたら、偶然、彼らと目が合ってしまいました。スルーするのも失礼と思い、

「サラーム(こんにちは)」
と言って立ちさそうとしたら、
彼らは「おおっ…!」と、私に近づいてきました。
私、18年前にイランを外遊したことがあるので、
挨拶ぐらいのペルシャ語なら少し覚えています。
ペルセ・サポは私にいきなりペルシャ語で話しかけてきました。
あいさつしか覚えていない私は、
「英語ならOKですよ。」と言うと、
「英語でも問題ないよ」と返答が返ってきました。
「鹿島へようこそ。」
「イラン人の知り合いがいるの?」
「いない、いない。イランへ行ったことがあります。」
「おお、スゲー。仕事で行ったの?」
「2週間ぐらい、イランを旅行したことがあります。
 建築の仕事してるから、イスラム建築に興味があるの。
 イランの人々はフレンドリーでいい旅だった。」
「いつ行った?」
「18年前の2000年」
「どこへ行った?」
「テヘラン、イスファファン、シーラーズ、ヤズト、ケルマン、マシュハド」
「いっぱい行ったね」
「ところでペルセポリスの遺跡はシーラーズにあるのに、
 なぜペルセポリスFCはテヘランにあるの?」
「オレもよく分かんねぇ…w」
「まあいいか、今日はいい試合になるといいね」
「そうだね。」
「みなさんはテヘランから来たの?」
「日本に住んでる。」
「今日はイランの人がいっぱい来るみたいですね」
「たぶん、いっぱい来ると思うよ」
「今日はイイ試合になるといいね」
「オレもそう思う。でも勝ちたい」
「ワタシたちも勝ちたいw。試合、楽しもうね。 ホダー・ハーフェズ(さよなら)」
と言って、握手をして散会しました。
数分でしたが、ちょっとドキドキしましたよw。
試合前で良かった(苦笑)

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鹿島側のゲートへ歩いて行くと、
こんな横断幕が貼ってありました。
おお、すばらしい!
数年前、人種差別の掲示をして大問題になったクラブが
ワタシたちの反面教師になってくれているようです。

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試合はご存知の通り2−0で鹿島の勝利。
ACL制覇に向けて前進しましたが、
敵地での試合が残っています。
なんとか優勝して、20冠目をACL優勝で達成したいです。

(つづく)

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■鹿島がホームで先勝 ACL決勝第1戦
(朝日新聞デジタル - 11月03日 17:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5360688
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