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2018年10月09日06:18

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181007 奥丸山バリエーション

確か、ここ5年くらい、行きたいと思って温めていたルートに行ってきました。
ルート上にほぼテープなどの目印は無く、見つけた道標すべての記録を残して来た
写真はアルバムに番号を付けて並べておきましたので、そちらをご覧ください。

10月7日(日) 下界は雲の多い晴れ、新穂高から上は曇り、標高1500辺りから上は雲の中
7:00自宅発-10:10新穂高登山者駐車場(満車)
出発10:55-11:25中崎山登山口 フォト
**新穂高からワサビ平へ向かうコースの橋を渡って少し上がったところにある林道の先
地形通り、のっけから急な尾根先の斜面をジグザクに上がる道、薄くて辿りにくい
フォト フォト
赤テープの目印は、多分10個も見ていない、そのうちの1個目
フォト フォト
木の道標を折れると手を使わないと登れないような急坂、弁慶くぐりを抜けて
13:15前中崎山(1650m) フォト
フォト フォト
凸凹しているものの、広く平らな頂上を持つ前山(仮に前中崎山と呼びます)

その先、山と高原地図に「笠見平」と書かれている場所は二重山稜となっており
踏跡が散逸していてルート迷い注意、15分くらいかけて慎重にルート選定しました
14:30中崎山(青池さんと会う)14:50 フォト
フォト フォト
このルート内で唯一お会いしたペアです。お互いに「こんな所で」と驚きました。

地形図には、中崎山までは点線が入っていますが、その先はないのです
どの位のバリエーションかと思うと フォト
案外道ありました。 凡そ8割位には、こんな感じのはっきりした道があります
で、安心してそこを歩いていると、徐々に笹が濃くなって藪入り(笑)
池に突き当たって、右側の高い所に上がったらそこに道が有ったり(笑)
多分、何本かの道が薄れながら並行している、または屈曲点を見逃している
のでしょう。
15:10鞍部の池-15:55小ピーク(1755m) フォト
1816mの大きな白い丸は、事前に「幕営候補地」と思っていたポイントです
実際に現地に着くと、まさにテント適地でした、が、もう一時間位歩きたい時間
16:10大丸山(1816m) フォト
フォト 良い感じのテント場です。
この先も、藪と倒木との格闘もあり、歩きやすい道もありで地形図の1942mの
小ピークに17時頃に着きますが、草が多く、地面も凸凹でテントが難しかった
見送って、ピーク先の鞍部に期待して下がります。が、ここも今一でした

17:20幕営地フォト 行動時間 6時間25分
幕営地は1942mの小ピーク先の鞍部 標高1935m位の所
まあ、選択肢がない中で決めた割には寝心地は悪くなかったです
色々なところで幕営してきたが、今回ほど草を抜いたり切株蹴飛ばして潰したりの、整地に手間をかけたのは記憶にない。
バリエーションで倒木と格闘した日は、足の筋肉が痙攣を起こしやすい
この晩も何度か脚が吊って、夜中に目が覚めました。

10月8日(月・祝) 快晴
2時AM頃にトイレに起きた際に、満天の星、心理的に余裕が有ったのでゆっくりの出発
フォト フォト
出発6:45 テントを畳んで歩き出すと、今回一番の急坂で昨夜のテント場探しは
本当に選択肢が無かったことを実感、あそこで決断してよかった感じでした
木々の間から快晴の空と雲海 フォト
尾根が痩せてきて、大きな木を巻くのも苦労するようになったところで
フォト フォト
↑左俣林道へ下がる道  道標↑   ↓奥丸山へ向かう道
7:35一般道分岐 フォト
フォト そして上がってきた藪(笑)

ここからは、道は明瞭になりますが倒木などは相変わらずです
森林が低くなって、展望が開けるのは山頂手前の2355mピーク
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↑西穂高岳  焼岳と乗鞍岳が重なって フォト
笠ヶ岳の全景 と 笠ヶ岳山荘のアップ(快晴で近く見えました)
フォト フォト

8:40奥丸山8:45 からは360度の大パノラマ 写真が多すぎるのでアルバム見てね
展望を楽しんだら下山開始、槍平と西鎌尾根方面の分岐点におひとり
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9:00下降点9:05-9:40槍平小屋9:55
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10:30滝谷徒渉点(着替え)10:40-11:30白出沢11:35
フォト フォト
12:15穂高平-12:55ロープウエイ下-13:10駐車場
長い林道歩きに飽きて、足が痛くなってきたころに、ロープウエイが見えます
行動時間 6時間25分(偶然にも2日間同じ時間)

14:05朴の木平バスターミナル(食事と温泉)15:40-19:00帰宅
総括
新穂高駐車場から奥丸山まで、テント荷で登り約8時間ほど
日帰りの荷で必ず歩ききる覚悟で行けば、槍平小屋まで10時間見ておけば
問題なく行けそう。

全体として8割はちゃんと道がある。ただ残りの2割が道迷いや倒木によるルート消失、笹などの藪との格闘があって、その印象が強いためタフなルートの印象になる。
基本大きな分岐はなく、登りで歩く分には大きな失敗はないかと思われる。
フォト

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