「シャトーヌフ・デュ・パプ古酒」ワイン会

【2018年10月1日】
第909回の定例会を開催しました。
場所：CAVE de CINQ（中央区銀座）
人数：11名
会費：16,800円（食事代等5,400円を含む）
ワインリスト：
1) 1983 Chateauneuf du Pape Les Cedres, Paul Jaboulet Aine
2) 1982 Chateauneuf du Pape Les Cedres, Paul Jaboulet Aine
3) 1980 Chateauneuf du Pape Les Cedres, Paul Jaboulet Aine
4) 1976 Chateauneuf du Pape Les Cedres, Paul Jaboulet Aine
5) 1970 Chateauneuf du Pape Les Cedres, Paul Jaboulet Aine
6) 人数が少ないためあけませんでした
7) 1978 Chateauneuf du Pape Reserve Benoit VII, Auguste Bessac
8) 1977 Chateauneuf du Pape Reserve Benoit VII, Auguste Bessac
9) 1971 Chateauneuf du Pape Saint Vincent, Chanson Pere & Fils
10) 1959 Chateauneuf du Pape, Th Guegan
11) 1957 Chateauneuf du Pape, Anselme
12) 1952 Chateauneuf du Pape, Mont Redon

個人的な好みでは、
☆☆☆☆ 10
☆☆☆　 5.9
☆☆ 　　 1,2,3,4,7,8,11,12
☆　 　　　
でした。

今年6回目の☆☆☆☆が登場しました。（以前は1/22,1/29,2/19,4/23,7/11）

10)は、甘いキャラメルや木樽や白コショウやチョコレートの香りと、甘いチョコレートやコーヒーや燻製肉やナッツの味わいでした。ボリューム感のあるピュアな果実味があり、舌触りが滑らかで余韻の長い、1980年代のワインと間違えそうな、堂々たる熟成ワインでした。
同じ1950年代の11)や12)と比べると、舌触りに厚みや粘性が感じられ、ヴィンテージの格の違いが良くわかりました。

全体的には、期待をかなり上回る、素晴らしいレベルでした。
全てのワインの状態がほぼ完璧だっただけでも驚きですが、古いワインによくある、木樽の風味が突出したワインもなく、味わいのバランスが非常に良かったと思います。
私は、シャトーヌフ・デュ・パプは長期熟成向きではないと思っていましたが、考えを変えたほうが良いかも知れません。