水パイプ。

一月の終わり頃、
散歩の途中みつけた、
中東料理とワインの店
La maison de Cous Cous

クスクスが美味しい店だが、
場所、覚えているかなぁ。

そんな、半年以上前に一度行った切の
クスクスレストラン。
英語の達者な友達と食べに行った。

小さな店で、テーブルは四つばかり、
日本人ママは本日休みで、
マスターのチュニジア人の彼がひとりで切り盛り。

そのことを、話すと覚えていてくれて、
外人特有の大げさなゼスチャーで歓待してくれた。

ここの赤ワインが美味しかったので、
ボトルで頂く。

簡単なアペタイザー、つまり、つまみだが、
お任せでたのんだら、
メキシコのトルテ―ィヤのように丸くて、
インドのナンのようなものがでてきて
ディップソースは柑橘系の味がする、
ナンだかわからんが、ワインに合う。

時間が早いせいか、客は俺らたちだけ、

勿論、クスクスも食べ、タジン料理もたべ、
ワインですっかりごきげんになったころ、
水パイプ吸うか？と、
生憎と私はタバコはやらない、
同行してくれた友人も吸わない。

試しに吸ってみるかと勧められ、
酔った勢いで、吸ってみた。

柑橘類のアロマテラピーにも似た
何とも不思議な味。

煙は出てこない？
マスターが吸うと、
蒸気機関車のように、
モクモクと煙を吐く。

なんで？
再び吸ったが何にも出ない？

なにかコツのようなものがいるのか？

大きく吸っておきく吐いたが、
煙が出てないだけに、
超まぬけ顔になってしまった。