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2018年09月05日23:23

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ミラーレス・・・やがてハートレスに

街の写真店がいつの間にかなくなって、友人の職業カメラマンがタクシーの運転手に転職しても中野のフジヤカメラは相変わらずの大盛況。

もっとも客は高齢者とアジア系の外国人に様変わりして、大分雰囲気が変わっている。

3脚や暗室用品を扱っている店舗にはなぜかスタジオ機材の中古品であふれかえっている。

これってスタジオも淘汰の嵐に巻き込まれているということなのかな?

一昔前、本格的なスタジオで思う存分・・・なんて夢を見ながら財布の中身に目を落とせば夢はあくまでも夢であることを思い知らされていたわけで・・・

コンピュータで本格的な画像処理ができるようになってから暗室は不要となり、光と影はお手軽でバーチャルな空間で扱われるようになった。

体を壊してから、重いカメラを持ち出すことが億劫になり、メインシステムはミラーレスに移行したが、安物の絵はがきのようなファインダーにはストレスが溜まるばかり。

現在はだいぶ改善されたけれど、脳も体も以前のルーティンとは大きく異なり、便利にはなっても快適ではないのだ。

金欠は相変わらずだがここは投げ売りのスタジオ機材を買い集め、いっそのこと昔の夢を実現したろうかなどと思っている。

高価な最新モデルを追いかけたのは昔の話。実はそれほど腕が上がったり、見違えるような作品ができるようになったりしたわけではない。

カメラがいくら小さくなっても人間の手が小さくならないものね

僕はもうこの辺でいいや。

カメラが家電になり、街に出れば同じような画像があふれかえっている。誰もが名カメラマン。それもまたいいじゃないか。

■ミラーレス、一眼レフを逆転=デジカメ出荷台数で主役交代
(時事通信社 - 09月05日 19:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5275694
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